前走4馬身差V飾った青森県産馬 連勝でオープン入りなるか

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2025年03月01日 07:30  netkeiba

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連勝を目指すハヤテノフクノスケ(24年10月撮影、ユーザー提供:ななみさん)
 青森産馬のハヤテノフクノスケ(牡4、栗東・中村直也厩舎)が、土曜阪神10Rの阪神競馬場リニューアルオープン記念(4歳上・3勝クラス・芝3000m)でオープン入りを目指す。

 ハヤテノフクノスケは父ウインバリアシオン、母サクラインスパイア、母の父シンボリクリスエスの血統。生産者は青森県のワールドファーム。5代母は名繁殖牝馬のスワンズウッドグローヴなので、古くは88年の日本ダービー覇者のサクラチヨノオーや同年の朝日杯3歳Sを制したサクラホクトオー、近年の活躍馬でいえばサクラトゥジュールやラッキードリームと同じ牝系の出身となる。

 ここまで10戦3勝。昨年の京成杯ではダノンデサイルが0秒2差の4着に健闘。同じく菊花賞では勝負所でスムーズさを欠くシーンがありながら、15番人気の低評価を覆して8着に食い込んだ。その後は放牧を挟み、前走の鶴舞特別を4馬身差で圧勝。年を越してグンと力を付けてきた印象がある。

 今回は菊花賞以来の3000mがカギだが、おそらくは問題なくこなせるだろう。青森産馬として20年のダイヤモンドSのミライヘノツバサ以来となるJRA重賞制覇が期待される逸材。難なく連勝でオープン入りを果たし、大舞台で活躍してほしい。

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