フィリーズ・青柳晃洋が苦いオープン戦デビュー 1回投げ切れず押し出し四球で1失点
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2025年03月01日 09:24 ベースボールキング
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オープン戦に登板した青柳晃洋◆ 初登板果たすも制球乱し1失点
フィラデルフィア・フィリーズの青柳晃洋投手(31)が現地時間2月28日に行われたレッドソックスとのオープン戦にリリーフ登板。4番手としてマウンドに上がるも、1回投げ切れず1失点を喫した。
2点ビハインドの4回表に登板した青柳だったが、先頭打者ソガードに中越え二塁打、8番トンプソンには中前打と連打を浴びていきなりピンチを背負った。9番イートンにストレートの四球を与えて無死満塁とすると、続く1番アンソニーに対しても制球定まらず、押し出し四球で1点を失った。
それでも2番キャンベルとの対戦ではこの試合最速となる90.6マイル(約キロ)を記録し、最後は内角のシンカーで空振り三振。3番メイヤーもチェンジアップで空振り三振に仕留めて立ち直りを見せたものの、イニング途中で降板。新天地デビュー戦は2/3回、打者6人に対して29球を投げ、2被安打、2四球、2奪三振、1失点という苦いものとなった。
青柳は2015年のドラフト会議で阪神に5位指名を受けて入団。2021、2022年と2年連続で最多勝に輝くなど、NPBでは9シーズン通算61勝をマークした。今オフにポスティングシステムを利用し、マイナー契約でフィリーズに加入。招待選手としてスプリングトレーニングに参加し、開幕ロースター入りを目指している。
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