きなこ好き餅好きさんは広島行ったら「川通り餅」をチェック!歴史ある銘菓は万人受けしそうだけど…?

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2025年03月01日 15:01  Pouch[ポーチ]

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広島みやげといえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのはやっぱり「もみじ饅頭」でしょうか。たしかに定番ではあるのですが、広島にはほかにも美味しいおみやげがたくさんあるんです。

広島を取材して以来すっかり広島が好きになり、もう何度もリピートしている私が必ず買うお土産があります。それが、亀屋の銘菓「川通り餅」

素朴だけど間違いない美味しさ、きなこ好き餅好きならきっとハマるはず。

【亀屋「川通り餅」】

「川通り餅」は爪楊枝に刺さったひとくちサイズのお餅に、たっぷりときなこがまぶされたお菓子。お餅好き・きなこ好きなら、このルックだけでテンション上がること間違いなし。


もちもちとやわらかく奥深い甘さを感じる求肥、歯ごたえがアクセントになるくるみ、きなこのふっくらした香りと味わい。すべてが一体となっていて、重さやくどさもなく、あっという間にパクパクと食べられてしまう中毒性の高い逸品なのです……!

亀屋の公式サイトによると、名称の由来は西暦1350年に起きた戦で毛利元就の祖先が勝利した際、鎧にひっかかった小石を神の助けとして奉納したことに端を発するそう。

「餅を小石に見立てて食べる風習が生まれ、この餅は「川通り餅」と呼ばれるようになりました」

とのことで、かなり歴史のあるお菓子だということがわかります。

【万人受けしそう!だけど…】

老若男女を問わず好まれそうな味わいでお茶うけにもピッタリの「川通り餅」ですが、おみやげとしての弱点もいくつか。

まずひとつめは、個包装されているように見えて、封がされていない点です。どゆこと?と思われるかもしれませんがそのままで、1本ずつ紙袋に入ってはいるのですが、その袋は開きっぱなしなのです。

そのため、購入する際に店員さんからなるべく縦にして、上下を逆さまに持たないよう注意を促されます。でないとせっかくのきなこが袋の口からこぼれてしまうんですよね。

そしてもうひとつが、賞味期限。常温保存で5〜6日となってはいますが、上記のとおり口が開いているので、時間が経つとどうしても乾いていきます。生菓子の賞味期限としては決して短くはないのですが、美味しさを損なわないためになるべく早めに食べたいところです。

【どこで買えるの?】

おみやげとして購入するなら広島駅構内「ekie」にある直営店が便利。手頃な「川通り餅1段(15ケ入)」(850円)や、帰りの新幹線でのおやつなどにもぴったりの「川通り餅小箱(7ケ入)」(460円)などが出発前に気軽に購入できます。


7個入りの小箱は、中でビニール袋に包まれているので箱に入ったものよりもきなこがこぼれにくいのも◎。それでも天地を気にする必要はありますが、小箱のセットなども販売されているので、配るおみやげとしてはこちらがおすすめです。

ちなみに私はいつも、我慢できずに新幹線改札内で発車時刻を待つ間に2〜3個食べちゃいます。えへへ。

見た目の華やかさはないかもしれないけれど、素朴で奥ゆかしい味わいに心まで満たされる銘菓「川通り餅」。1度食べれば、きっと広島のおみやげとして外せない品になるはず。

「川通り餅」を販売する亀屋の公式オンラインショップや電話注文などでも購入できるので、直近で広島へ行く予定はないけれどぜひとも食べてみたい!という方はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいねー!

※価格はすべて税込みです

参考リンク:御菓子処 亀屋
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch

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