左から、上里直汰騎手、遠藤汰月騎手、谷原柚希騎手、舟山瑠泉騎手(撮影:下野雄規) JRAでは今年、7名の新人ジョッキーがデビュー。1日の中山では上里直汰騎手(美浦・加藤士津八厩舎所属)、遠藤汰月騎手(美浦・伊藤伸一厩舎所属)、谷原柚希騎手(美浦・伊藤圭三厩舎所属)、舟山瑠泉騎手(美浦・田中博康厩舎所属)が初騎乗を終えた。コメントは以下の通り。
■上里直汰騎手
1R 6番マオノギミック(出走15頭中8着)
「緊張しましたが、レースが始まってからは落ち着いて自分なりに冷静に乗れました。馬主の方、調教師の先生をはじめ、担当厩務員さんなどたくさんの方が僕に任せてくれました。もう少しうまく乗れたかなというところもありましたが、次回に活かして頑張りたいです」
■遠藤汰月騎手
2R 10番ライブリブランコ(出走16頭中10着)
「急遽乗り替わりでの初騎乗でしたが、まだ乗ったこともない自分に任せてくれた尾形和幸調教師、馬主の方、厩舎関係者の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいですが、自分が不甲斐ない騎乗をしていまい、もっとうまく乗れたのかな、というところがあったので、申し訳ない気持ちです。競馬の流れを早く覚えて、公正かつ安全な競馬を実施した中で、馬を勝利に導けるように頑張りたいと思います」
■谷原柚希騎手
2R 5番スリーローズマリー(出走16頭中14着)
「上位に来るチャンスはある馬だと思っていましたが、レースでは自分のことで一杯になってしまい、周りが見えなくなってしまうところがありました。実戦は模擬レースとは異なり、馬の間隔もタイトで、自分の動き一つで競馬全体の動きが変わってしまうと感じました。今日の経験を活かして、まずは自分の馬をまっすぐ走らせることを第一に考え、その上で勝ち負けができるようになりたいです」
■舟山瑠泉騎手
1R 9番シウダーエヴィータ(出走15頭中5着)
「ゲートまでは落ち着いていつもどおり臨めましたが、ゲートを出てから、模擬レースにはない多頭数の競馬に、戸惑ってしまうところがありました。この馬としては前目につけたいという気持ちを持っていたので、前に出していきたいという気持ちが強く、焦りにつながってしまいました。全体的に中途半端になってしまい、馬に申し訳ないです。先生(田中博康調教師)からは『位置取りが中途半端で冷静に乗れておらず、周りを見ることができていない、まだまだだ』ということを言われました」
(JRAのホームページより)