巨人・キャベッジ(C)Kyodo News 巨人の新外国人トレイ・キャベッジが1日、本拠地・東京ドームで行われたヤクルトとのオープン戦に『5番・ライト』でスタメン出場し、第1打席に安打を放った。
初の東京ドームでの試合となったキャベッジは0−0の2回無死走者なしの第1打席、「楽しみもありましたし、ちょっと緊張していた場面だったけど、結果的に良いヒットになって、本当にホッとしたよ」と、先発・高橋奎二が1ストライクから投じた2球目の147キロストレートを三塁・村上宗隆のグラブを弾く二塁打。
「自分は力強さとボールを強く打つ能力がある方なので、良い打席を積み重ねて、しっかり打てるように。そこだけ心がけてやっているよ」。
キャベッジはオープン戦でここまで3本安打を放っているが、いずれも反対方向。「逆方向に打球が行くことはかなり自分の中でも意識していること。バットの軌道が良いということなので、引き続き頑張っていきたいね」と話した。
日本の野球はピッチクロックを導入していない。「試合時間は長くなりますけど、自分のルーティーンに関してはあんまり影響はないね。試合前と同じようにリラックスしてプレー出来ていると思う」とキャベッジ。
この日はライトの守備にもついた。メジャーではなかなかないドーム球場だが、「屋根付きのドームが初めてなので、そこは自分の中で調整しないといけない。引き続き適応できるように頑張りたいね」と誓った。
岡本の後を打つ5番打者として期待される。レギュラーシーズンで活躍するため、日本の野球に対応していく。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)