クラブOBから批判も…アモリム監督、ブルーノへの信頼を強調「クラブにとって本当に重要な選手」

　マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、同クラブに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスについて語った。1日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　現在プレミアリーグで14位と苦戦が続くマンチェスター・ユナイテッドでキャプテンを務めるB・フェルナンデスについては、クラブOBのロイ・キーン氏が「基本的なことから見直すべきだ。結局のところ、才能だけでは足りない。ブルーノは才能のある選手だが、それだけでは十分ではない」と発言。現地では、そのキャプテンシーを厳しく批判した言葉が注目を集めた。

　その一連を受けたアモリム監督は「私の意見は違う。ブルーノはクラブにとって本当に重要な選手だ」とコメント。「彼は私にとって特別な存在だ。難しい状況の中でも良いプレーをしているし、常に責任を負おうとしている」と続けた。

　また同選手のピッチ上での振る舞いについても「彼がキャプテンとして腕を振り回したりするのを見て、チームメイトを批判しているように見えることがある。でも、それはここ数年のフラストレーションの表れなんだ。彼は勝ちたいんだよ。その気持ちを抑えるのが時に難しいんだ」と擁護。

　さらに「誰にでも意見はある。ロイ・キーンは自身の時代の基準を持っている。それは普通のことだ。しかし、私は彼とは反対の意見を持っているし、それがロイ・キーンの意見よりも重要だと思う。なぜなら、私は監督だからだ。ブルーノはとてもよくやっていると思う」と語り、改めて現在のキャプテンへの信頼を示している。