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もうすぐ雛祭りがやってきますが、おうちで雛人形は飾る予定はありますか?
このたび発表されたのは、「雛祭り文化の現状」に関する調査結果。それによると、今どきの雛祭り事情、昔とは大きく変わってきているみたい……!! ちょっと詳しく見てみましょう。
【雛人形を買わない派は1割以上】
お出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディがおこなったのは「雛祭り文化の現状」に関するインターネットアンケート調査。
まず、「雛人形」の購入予定について聞いたところ、女の子のいる家庭のうち「買った・購入予定」という回答が65.74%、「譲り受け既に持っている」が20.83%という結果に。女の子のいる家庭の9割近くが雛人形を購入予定・所有していることがわかったそう。
いっぽうで、13.4%が「買わない・購入予定がない」と回答。現在は、女の子がいる家庭の1割以上が雛人形を買わないようです。また、1位の理由には「飾る場所や収納スペースが確保できない」と、住宅事情がいちばんの壁となっていることがうかがえます。
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【人気は小型の1段タイプ】
ただし、雛人形は買わなくても、雛祭りのお祝い自体はする人も多い様子。「節句料理で家族で食事会」「写真撮影」「雛祭りイベントに参加」など各家庭で楽しんでいることがわかります。
購入予定の家庭についても、購入価格は「5万円〜10万円未満」が23.36%で最多、サイズは小型の一段飾りが66.43%で圧倒的人気と、昔よりも縮小化しているみたい。卓上型や壁掛けタイプを選ぶ人も増えているそうですよ!
私が子どものころは3段、5段の雛人形をドーンと飾っているおうちも多かった記憶ですが、現在はそのほうが少数派だと言えますね。
【形を変えて受け継がれる雛祭り】
こうして見ると、令和の時代は「雛人形を買うならコンパクトでお手頃な値段のもの」「雛人形を購入しない家庭も一定数いる」ということのよう。
「収納スペースが取れない」という理由は、アンケート回答者の半数が東京、神奈川、埼玉の首都圏エリアであることも関係しているかと思われますが、今後は全国的にもこうした傾向が強くなっていくかもしれません。
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食事会や写真撮影など、体験型の企画で雛祭りの風習を積極的に楽しんでいる家庭も多い雛祭り。時代によってスタイルは変われども、「女の子の成長を祝う」という親の本質的な思いには揺るぎがないようです♪
参照元:プレスリリース、いこーよファミリーラボ調べ
執筆:鷺ノ宮やよい