ダイソーの毛糸でカラフルなブランケットを編む様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で16万回視聴を突破、「組み合わせのセンスが神がかってる」「テンション上がりそう」といった声が寄せられています。
投稿したのは、YouTubeチャンネル「hotaru-ami-kids」さん。編み物歴10年以上の投稿者さんが、初心者さんから編み物好きな人に向けて、作品の編み方を解説しています。
今回編むのはダイソーの毛糸を使ったカラフルなアイテム。グラデーションウールの「スプリングビオラ」「プリズム」「ブーケ」(各2玉)とフラッフィーの「オフホワイト」(約740メートル/購入した年によって長さが違います)、7号のかぎ針を使います。
1段目
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始めにフラッフィーで鎖119目の作り目をします(作り目の数は6の倍数+5目で調整します)。119目編み終わると長さは約80センチになっています。
1段目を編みます。鎖3目で立ち上がってマーカーを付けておきます。マーカーを付けた目を合わせて5個目の目から長編みを3目、鎖編みを3目編みます。
作り目の鎖編みを3目飛ばした隣の目まで移動して、長編みを3目、鎖編みを3目編みます(A)。
この編み方は長編み3目、鎖3目で1つの模様になるので(A)を繰り返して端まで編みます(ハシゴのような模様になります)。
長編みと鎖編みを交互に編んでいくと端の手前で長編み3目になっているので、最後にもう1目長編みを編みます(編みはじめと編み終わりは長編みが4目になります)。次の段は色を替えるので、長編みの最後は替えたい糸(グラデーションウール)で引き抜きます。
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2段目
2段目を編みます。鎖2目で立ち上がってマーカーを付け、編み地を返して編んでいきます(1段目で使ったフラッフィーは切らずに休めておきます)。
1段目は長編み3目+鎖編み3目でしたが、2段目は鎖編み3目+長編み3目を繰り返して編んでいきます。
長編みを編むときは前段の鎖編みではなく前々段の鎖編みに針を入れ、前段の鎖を巻き込むように糸をグッと引き出して長めの長編みを編んでいきます(立ち上がりの目と同じくらいの高さの長編みができていれば大丈夫だそうです)。
鎖編み3目で端まで来たら、マーカーを付けてあった目に中長編みをして編み終わります。
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3段目
3段目を編みます。鎖2目で立ち上がってマーカーを付け、編み地を返します。
3段目は1段目と同じように長編み3目+鎖編み3目を繰り返すのですが、長編みのときは前々段の長編みの頭に針を入れ、前段の鎖編みを巻き込むように糸を引き出して長い長編みを編みます。
長い長編み3目で端まで来たら、マーカーを付けてあった目に中長編みをします。次の段は色を替えるので、中長編みの最後は休めていたフラッフィーで引き抜きます(これ以降、2段ごとに色を替えながら編んでいくと、途中で糸をカットしないで編むことができます)。
4段目
4段目を編みます。鎖2目で立ち上がってマーカーを付け、編み地を返します。4段目は偶数段なので、2段目と同じように鎖編み3目+長編み3目を繰り返し編んでいきます。
〜105段目
2段ずつ色を替えながら105段まで編みました。ここから好きな大きさまで編めたら最後はグラデーションウール2段、フラッフィー1段で編み終わります。
最後の段
最後の段は鎖1目で立ち上がって編み地を返し、根元に細編みを1目編み、マーカーを付けます。
前段で長編みを編んだ目は、長編みの頭に針を入れて細編みを編みます。前段で鎖編みを編んだ目は、前々段の長編みの頭に針を入れて長い長編みを編みます。高さを合わせながら細編みと長い長編みを繰り返し、端まで編みます。
縁編み1段目
縁編みに入ります。鎖1目で立ち上がって編み地を返し、根元に細編みを1目編み、マーカーを付けます。編み始めは1つの目に細編みを2目編んで増し目をします。次からは1目に1つずつ細編みをします。
角の手前まで編んだら一番端の目(マーカーが付いている目)に細編みを3目編んで増し目をします(2目めにマーカーを付けておきます)。
編み地の向きを90度動かして、サイドの部分を編んでいきます。グラデーションウールのところは長編み段の柱をすくって細編みを2目、1段下がったところは細編みを1目、フラッフィーで編んだところは長編み段の柱をすくって細編みを2目、1段下がったところは細編みを1目編みます。
細編み2目と1目を繰り返して端まで編めたら、1段目に編んだ長編み段の柱で細編みを2目編みます。
作り目の一番端の目に細編みを3目編んで増し目をします(2目めにマーカーを付けておきます)。
次の目からは1目に1つずつ細編みをしていき、端まで編めたら細編み3目で増し目をします。
2つ目のサイドを編んでいきます。1つ目のサイドは細編み2目→1目でしたが、こちら側は細編み1目→2目になります。
角の手前まで編んだら角の部分に細編みを1つ編み(編み始めの細編み2目と合わせて3目の増し目になります)、マーカーが付いている目に引き抜きます。
縁編み2段目〜4段目
2段目以降は鎖1目で立ち上がって往復編みで編んでいきます。角の部分は増し目をするので同じ目に細編み2目、その後は1目に1つずつ編んでいき、増し目の3目めを編んだら引き抜きます。
好きな幅に編めたら、最後はバック細編みをしていきます。この時の糸はフラッフィーのままでもいいのですが、本体に使ったグラデーションウールが少しずつ残っているのでこちらを使っていきます(フラッフィーは長めに引き出してカットしておきます)。
今回は最後の段を編んだほうを表にして、角から少し左に行ったところに針を入れて糸を出し、鎖1目で立ち上がって根元に針を入れて糸を引き出します。針に2つの糸がかかっているので一度引き抜いて細編みをします。
次は右隣の目に針を入れて引き出し、バック細編みで編んでいきます(角の部分も一目に1つずつ。長めに引き出したフラッフィーの糸端を巻き込みながら編んでいきます)。
1周編めたら糸を長めに引き出してカットします。とじ針を使って編み始めの部分に糸を入れて編み地の裏側で糸始末をしたら完成です。
●「余った毛糸や1玉だけ残ってる毛糸で編んでいます」あまりのかわいさにウットリする声も
編みあがったブランケットはカラフルでかわいい仕上がり。コメント欄には「色合わせいつも参考にさせて頂いてます」「余った毛糸や1玉だけ残ってる毛糸で編んでいます」「難しい色だと思ってましたが白を間に入れるとこんなに可愛くなってすごいです」といった声が寄せられています。
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画像提供:YouTubeチャンネル「hotaru-ami-kids」
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