【東京マラソン】太田蒼生、日本新ペースで大爆走→36キロ付近で途中棄権 初マラソンで無念

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2025年03月02日 13:16  日刊スポーツ

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浅草雷門前を通過する青学大・太田(手前)(撮影・鈴木みどり)

<陸上:東京マラソン>◇3月2日◇東京都庁〜東京駅前・行幸通り(42・195キロ)



初マラソンに挑んだ青学大・太田蒼生(4年)が、36キロ付近で途中棄権した。大会を運営する関係者が明かした。


序盤から先頭集団につけ、5キロを14分24秒、10キロを28分54秒、15キロを43分29秒、20キロを58分7秒で通過。日本記録(2時間4分56秒)を大きく上回るペースを刻み、日本人トップで独走し続けた。


ただ、25キロ以降で先頭から遅れ始めると、28・3キロで第2集団に吸収。29キロ過ぎで大きく引き離され、無念のリタイアとなった。


太田は箱根駅伝に4年連続出場。今年は4区で区間賞を獲得し、2年連続8度目の総合優勝に貢献した。2月上旬に退寮し、その後は4月から所属するGMOインターネットグループのもとで練習。今大会へは「優勝を目指して頑張る」と意気込んでいた。


今年は青学大勢がマラソンで活躍。2月2日の別府大分毎日で若林宏樹(4年)が日本人初マラソン最高&日本学生新記録となる2時間6分7秒(当時)をマークすると、同24日の大阪では黒田朝日(3年)が2時間6分5秒で6位となり、若林の日本学生記録を塗り替えていた。

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