正守護神問題に懸念も…チェルシー、今夏の移籍市場でGK補強には動かず?

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2025年03月02日 13:16  サッカーキング

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今季はストラスブールでプレーしているGKペトロヴィッチ [写真]=Getty Images
 正守護神問題が起きているチェルシーだが、今夏の移籍市場ではGKの補強に動かないようだ。3月1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 チェルシーでは今季、27歳のスペイン代表GKロベルト・サンチェスが正守護神を務め、ここまで公式戦22試合に出場。ビッグセーブを見せる一方で、足下の繋ぎやハイボールの処理の部分などで何度も不用意なミスからピンチを招いており、多数の失点につながるミスをしたことで、1月25日のマンチェスター・シティ戦を最後にリーグ戦の先発からは外されている。

 これに伴い、カップ戦起用が主だった昨夏にビジャレアルから加入した22歳のデンマーク人GKフィリップ・ヨルゲンセンが代わりにリーグ戦でも起用され、ここまで公式戦では17試合に出場しているが、先月22日のアストン・ヴィラ戦では防げる可能性のあるゴールを許すなど、物足りないプレーを披露しており、新守護神獲得の必要性が指摘されている。

 しかし、今回の報道によると、チェルシーは今季ストラスブールにレンタル移籍している25歳のセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチが、好パフォーマンスを披露しているほか、昨夏に獲得して今季はそのままレンタル移籍でヘンクに残留している19歳のU−19ベルギー代表GKマイク・ペンダースがおり、同選手らにも全幅の信頼を置いていることから、今夏の移籍市場ではGKの補強はしないことが予想されている。

 なお、チェルシーでは30歳のスペイン代表GKケパ・アリサバラガがレンタル先のボーンマスで活躍しているほか、32歳のイングランド人GKマーカス・ベッティネッリや20歳のアメリカ代表GKガブリエル・スロニナ、22歳のフィンランド人GKルーカス・ベルグストロームらも在籍しており、補強に動く前にGKの整理をする必要がありそうだ。

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