ジェットスター・ジャパンの特別便運航を担当した赤田副操縦士(後列左から3人目)らスタッフ=3日、千葉県成田市の成田空港 日本航空グループの格安航空会社ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は3日、担当者が女性のみとなる特別便を運航した。8日の国際女性デー50周年に合わせた企画で、担当した赤田紫陽副操縦士(35)は「女性もパイロットとして乗務していることを広く理解していただけるきっかけとなればうれしい」とコメントした。
特別便は3日の成田―福岡線のエアバスA320型機(座席数180席)で、乗務を担う機長と副操縦士、客室乗務員のほか、整備士や地上職員らも含めて運航に携わる計12人が全員女性という布陣。高校生のときに航空業界を目指すことを決めたという赤田さんは「次世代を担う方たちに航空業界におけるキャリアの可能性を知ってもらう機会になれば」と強調した。