長期離脱中のロドリ [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、負傷離脱中のスペイン代表MFロドリについて言及した。2日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
5連覇を目指すプレミアリーグで首位リヴァプールと暫定「20」ポイント差の4位に留まっているマンチェスター・シティ。FAカップでは準々決勝進出を決めたものの、カラバオカップでは4回戦でトッテナムに敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)でもプレーオフの末にラウンド16進出を逃す結果となった。全公式戦を通じての敗戦数「14」は、ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって指導者キャリアにおけるワースト記録となっている。
苦戦が続く大きな要因は、昨年のバロンドール受賞者にしてアンカーの主軸であるロドリの不在だろう。昨年9月に行われたプレミアリーグ第5節アーセナル戦で右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負った同選手は、それ以降欠場が続いており、今シーズン中の復帰は絶望的とも報じられていた。
そんなロドリだが、当初の予定よりも早い回復傾向にあり、今シーズン最終盤で戦列復帰を果たす可能性が浮上しているようだ。グアルディオラ監督は「ファンは興奮しているのが自分たちだけではないと知っておくべきだ」と前置きしつつ、同選手の復帰時期に関して次のようにコメントした。
「5カ月か6カ月が経ったが、一歩ずつ進んでいく。数週間も早く復帰し、結果として後退するような愚かな決断をする必要はない。良い傾向だが、まだ復帰には遠いと思っている。しかし、すでにボールに触れているし、ロッカールームでは他の選手たちと一緒にいた。自信があり、幸せを感じているように見えたよ。以前はシーズン中の復帰を期待できなかったが、クラブワールドカップではなく、プレミアリーグで復帰するかもしれない」
なお、FIFAクラブワールドカップ2025は6月中旬に開幕予定。マンチェスター・シティはユヴェントス、アル・アイン、ウィダード・カサブランカと対戦する。