富士急ハイランド、点検作業中の死亡事故受けお詫び　「ええじゃないか」は当面の営業を休止

　富士急ハイランド（山梨県富士吉田市）は3日までに、公式サイトで2月28日に発生したローラーコースター「ええじゃないか」の点検作業中に起きた死亡事故に関して、声明を発表。お詫びするとともに「ええじゃないか」当面の営業休止を発表した。

【発表全文】『ええじゃないか』3/1(土)から当面の間、営業を休止

　公式サイトでは「この度、富士急ハイランドにおきまして、アトラクション『ええじゃないか』の定期点検中に、弊社社員が死亡するという重大な事故が発生いたしました」と報告。「亡くなられた社員のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます」とした。

　続けて「なお、『ええじゃないか』は3/1(土)から当面の間、営業を休止させていただきます。現在、警察による捜査のもと、事故の詳細な状況と原因について究明を進めています」と伝え「富士急ハイランドおよび富士急グループは、今回の事故を重く受け止め、お客様と従業員への徹底した安全対策を講じるとともに、警察の捜査に全面的に協力してまいります」と記した。