バルベルデにCLアトレティコ戦欠場の可能性…レアル、ベリンガムも出場停止で“中盤危機”に？

　レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、大一番を欠場する可能性があるようだ。2日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）連覇を狙うレアル・マドリードはリーグフェーズで苦戦を強いられ、ベスト16へのストレートインを逃したものの、プレーオフではこれまで幾度となく激闘を繰り広げてきたマンチェスター・シティを2戦合計6−3で撃破。ベスト8進出をかけたラウンド16では、同じ街を拠点とする“宿敵”アトレティコ・マドリードとの対戦が決定している。

　現地時間4日には本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』でのファーストレグを控えているレアル・マドリードだが、主力選手の一人であるバルベルデがコンディション面に不安を抱えているようだ。同選手は内転筋の負傷により、ラ・リーガの直近2試合およびコパ・デル・レイ（国王杯）準決勝ファーストレグを欠場。報道によると、現在も全体トレーニングに合流できておらず、アトレティコ・マドリードとの大一番を欠場する可能性も否定はできないという。

　レアル・マドリードでは、イングランド代表MFジュード・ベリンガムが累積警告により4日のファーストレグは出場停止。また、コパ・デル・レイ準決勝ファーストレグで負傷したスペイン代表MFダニ・セバージョスも2カ月程度の戦線離脱が予想されている。仮にバルベルデまでもが起用不可能となれば、中盤の主力3名を欠いた状態で“宿敵”との大一番に臨むこととなる。

　バルベルデは今シーズンここまで公式戦通算40試合に出場し、8ゴール6アシストをマーク。チーム内で負傷者が相次いだこともあり、本職とする中盤だけでなく、右サイドバック（SB）としても起用され存在感を放っていた。