サンタ・クララでプレーしていたグスタボ・クリスマン [写真]=Getty Images ヴィッセル神戸は3日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のサンタ・クララよりMFグスタボ・クリスマンが今季終了時までの期限付き移籍にて加入することを発表した。背番号は「77」に決まっている。
クリスマンは1999年11月23日生まれの現在25歳。2018年8月、18歳にして母国ブラジルからポルトガルへ渡り、同国で研鑽を積んできたセントラルミッドフィールダーだ。2022−23シーズンはポルティモネンセでプレーし、元日本代表GK中村航輔とも共闘。2023−24シーズンはサンタ・クララで不動の主軸に君臨し、公式戦38試合出場2ゴールを記録するなど、同クラブのセグンダ・リーガ(ポルトガル2部リーグ)優勝に貢献していた。完全移籍でサンタ・クララに加わった今季は、ここまで公式戦通算20試合のピッチに立っていた。
完全移籍加入に際し、クリスマンは神戸を通して、次のようにコメントを発表している。
「この度、ヴィッセル神戸に加入することになりましたグスタボ・クリスマンです。ヴィッセル神戸のユニフォームを着られることを大変うれしく思います。この素晴らしいクラブの一員としてプレーできることに感謝し、早くチームに貢献できるように努力してまいります。ファン、サポーターのみなさん、どうぞよろしくお願いします」
2025シーズンの神戸は、FUJIFILM SUPER CUPの出場やAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)への参戦も影響し、開幕直後から過密日程を強いられている。ACLEではラウンド16進出を決めているものの、2025明治安田J1リーグでは第4節終了時点で3分1敗と未勝利が続いており、現在の順位は14位と不本意な滑り出し。ここから巻き返し、3連覇を狙う神戸に、頼れる新戦力が加わることとなった。
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