C.ルメール騎手の“JRA所属デビュー”から10年 アーモンドアイやイクイノックス以外の名騎乗にも思い出の声多く

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2025年03月04日 08:00  netkeiba

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C.ルメール騎手(撮影:下野雄規)
 先週、7人の新人ジョッキーがデビューした。一方で今年はC.ルメール騎手がJRA所属ジョッキーとして“デビュー”してからちょうど10年になる年でもある。通年免許の取得前を含め、JRAでGI・53勝を飾っている名手は、ファンの記憶に残る印象的な勝利を数多く挙げてきた。netkeiba公式Xではルメール騎手の節目となるJRA騎手免許試験合格日の2月5日に、「10年間のルメール騎手の一番好きなレースを教えてください」とのテーマでアンケートを実施。リプライや引用リポストで、さまざまな思いが寄せられた。

 ユーザーからは「一個を選ぶの難しい」や「挙げたらキリがない」といった声が聞かれたが、イクイノックスとアーモンドアイのレースをチョイスする人が多かった。前者には「天才の一撃、令和のツインターボ大逃げをするパンサラッサを差した22年の天皇賞(秋)」や「23年天皇賞(秋)。何回見てもゾクゾク感とワクワク感がたまらない、見終わった後“やっぱ最高だわ”って言いたくなる」など。後者には「20年天皇賞(秋)のアーモンドアイ。ルメール涙のインタビューにはもらい泣き」や「18年ジャパンC。ホーリックスの世界レコードを2秒弱も縮めたあの末脚は未だに忘れられません」といった投稿があった。

 17年の日本ダービーのレイデオロを推すファンも多い。向正面で一気に動き、13、14番手から2番手まで押し上げたレースぶりに「あれは誰にでもできるレースではないと思う!」や「神と思いました」など称賛が多数。そのほかのレースでも華麗な手綱捌きを理由に挙げるファンは多く、ディアドラの秋華賞に対し「神騎乗。アウト→イン→アウトの完璧なレース。痺れた」、スターズオンアースに騎乗した23年有馬記念に、「不利な大外枠から先行させて2着まで持っていった神騎乗!」などのコメントが寄せられた。

 ほかにも、18番枠を克服して勝利したドゥレッツァの菊花賞に「大外枠からポジション取りに行って緩急自在に操った」や「大外枠から勝利をもぎ取る姿は見てて声が出た」。ミファヴォリートが勝った22年11月5日の東京7Rを挙げたユーザーは、「馬群に包まれながらもインを捌いて抜け出してくる勇姿に感動しました」と理由を語った。通年免許取得前では、やはりハーツクライの有馬記念を挙げる人が多い。今年もエンブロイダリーでクイーンCを制すなど、中央・地方・海外と大活躍のルメール騎手。この先、どんな名勝負、名場面を我々に見せてくれるだろうか。

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