マンCに痛手…FA杯で負傷交代のアケが手術、ストーンズ＆アカンジに続き戦線離脱へ

　マンチェスター・シティに所属するオランダ代表DFネイサン・アケが3日に自身の公式インスタグラム（@nathanake）を更新し、負傷箇所の手術を受けたことを明かした。

　今シーズンのアケは度重なる負傷に悩まされており、公式戦の出場はここまで18試合に留まっている。現地時間1日に行われたプリマス・アーガイルとのFAカップ5回戦には先発出場したものの、43分の敵陣CKの場面で転倒した際に負傷。その後は足を引きずりながらプレーを継続したが、後半開始と同時にポルトガル代表DFルベン・ディアスとの交代でピッチを後にしていた。

　試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「またしてもセンターバック（CB）が欠場することになる。ネイサンを欠くことになるだろう」と言及し、アケの戦線離脱を示唆していた。

　そんな中、アケは現地時間3日月曜日に負傷箇所の手術に踏み切った模様。同選手の公式インスタグラムには、術後の姿の写真とともに「僕にとってはとてもフラストレーションが溜まるシーズンだった。しかし、何カ月も悩まされていた足の骨折の手術が無事に終わり、今は前向きに未来を見据えている。今は休んで回復に努めるよ。シティズンのみんな、応援ありがとう。そして、また会おう」という文章が投稿されている。

　なお、マンチェスター・シティでは、アケと同じくCBを主戦場とするイングランド代表DFジョン・ストーンズとスイス代表DFマヌエル・アカンジも負傷離脱中。今後はCBの主力3人を欠いた状態での戦いを余儀なくされることとなってしまった。

　こうした厳しい台所事情について、グアルディオラ監督は「（今冬に）クラブがヴィトール（・レイス）と（アブドゥコディル・）クサノフを迎え入れてくれたことにとても感謝している。そうでなければ、私たちにはルベン（・ディアス）しかいないので、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権も、FAカップを戦うこともできなかっただろう。彼らが助けに来てくれたことは奇跡だ。今シーズンずっと問題を抱えていたからね」とコメントしている。