去就に注目が集まるシェシュコ [写真]=Getty Images ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの契約には解除条項が付随しているようだ。3日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在21歳のシェシュコはオーストリアの名門ザルツブルクを経て、2023年夏にライプツィヒへ完全移籍加入。すぐさまセンターフォワード(CF)の主軸に定着し、ここまで公式戦通算76試合で35ゴール7アシストをマークしているほか、スロベニア代表でも得点源として活躍している。昨年夏にはアーセナル移籍の噂が挙がったものの、最終的にはライプツィヒとの契約を2029年6月末まで延長し、残留に至った。
今回の報道によると、シェシュコの現行契約には今夏から発動可能となる解除条項が付随しているとのこと。その金額は同選手の出場試合数やゴール数、アシスト数など様々なパフォーマンス関連のパラメーターによって変動しており、現在は7000万ユーロ(約109億円)程度となっているようだ。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、シーズン終了後にはこの金額が8000万ユーロ(約125億円)程度になっている可能性が高いという。
なお、シェシュコに対してはアーセナルが依然として関心を寄せているほか、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムも獲得を検討している模様。現在、プレミアリーグのトップクラブの中で同選手に関心を寄せていないのはマンチェスター・シティだけだとプレッテンベルク記者は指摘している。
ライプツィヒ在籍2年目の今シーズンもここまで公式戦34試合に出場し、17ゴール5アシストをマークしているシェシュコ。果たして今夏にプレミアリーグへ移籍することになるのだろうか。