
元保護猫の女の子「テト」ちゃんは、生後2カ月のときにX(ツイッター)ユーザー・テト(バステト女神)と私さん(@UluqtUAiqquzpb9)の家族として迎えられました。当初は体が小さく、風邪をひいていて心配が尽きなかったものの、今では元気いっぱいに。家族の日々を笑顔で彩ってくれる存在になりました。
【アフター写真】思わず二度見! 飼い主さんをメロメロにする美ニャンになりました
ずっと探していた出会い…新たな家族への道のり
飼い主さんが猫をお迎えしようと思ったきっかけは、新居を建てたことと、猫と暮らす夢をずっと抱いていたからでした。ペットショップや保健所、保護猫の情報を探す日々を送っていたある日、転機が訪れます。
夫が通っていた床屋で何気なく猫の話をしたところ、店長さんから「知り合いが山で捨てられていた子猫たちを保護した」と教えてもらったのです。さっそく連絡を取り、子猫たちの写真を見せてもらうと、そこに写っていたのがテトちゃんでした。
「すぐに会いに行きました。テトは主人にベッタリで、膝の上で眠るほど懐いていて……私よりも主人がメロメロになってしまったんです」
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そんな心温まる出会いを経て、テトちゃんは新しい家族の一員に。小さな体で精一杯甘える姿に、家族の誰もが「この子と一緒に生きていこう」と決意した瞬間でした。
小さな体で懸命に…成長の軌跡
お迎えした当初、テトちゃんはとてもおとなしく、ほとんど鳴かない子でした。風邪をひいていたこともあり、くしゃみや咳が1カ月以上続き、飼い主さんは何度も動物病院に足を運んだといいます。
「喉に何か病気があるのではと心配しました。いつもエアーニャアで、声を出そうとしても出ない様子を見ると胸が痛くて……」
しかし、家族の愛情とケアの甲斐あって、徐々に体力がつき、今では「こんなにしっかり鳴けるんだ!」と驚くほど元気に。部屋中を駆け回り、時には勢い余って後ろ足をドリフトさせる姿に、家族は思わず笑顔になります。ふわふわの毛並みも美しくなり、かつてガリガリだった体は今やしっかりとしたものに。
「体重も増えて、元気にごはんを食べてお水を飲んでくれる姿を見ているだけで、ものすごく幸せです」
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家族の中心にいる存在…愛情が生む絆とこれから
テトちゃんは、現在生後6カ月を迎えました。今や家族の中心的存在です。外出していても、「早く帰ってテトに会いたい」と思うことが日常になったと飼い主さんは語ります。性格はまさに“女の子の猫”という印象で、ツンデレであざとく、誰に何を求めたらいいかをよく理解しています。
「遊んでほしいときにはお気に入りのぬいぐるみをくわえてきて、まるでわんちゃんのように“持ってこい遊び”をするんです。そんな姿が本当にかわいくて……」
時にはやんちゃで男の子のように思える瞬間もありますが、その無邪気さも魅力のひとつ。特に飼い主さんにとっては、ベッタリと甘えてくれる姿が何よりも愛おしいのだそうです。
「女の子を迎えるのは初めてで、いつもは男の子ばかりだったのですが……女の子もこんなにかわいいんだって思います。毎日が癒しでいっぱいです」
これからも、元気でいてくれることを願いながら、一緒に過ごす日々の中でテトちゃんのさまざまな表情を見守りたいと話す飼い主さん。テトちゃんとの日常は、温かな愛情と幸せに満ちあふれています。
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(まいどなニュース特約・梨木 香奈)