東北新幹線の次期車両E10系の外観イメージ(JR東日本提供) JR東日本は4日、東北新幹線の次期車両「E10系」の開発に着手すると発表した。現行の「E2系」「E5系」の後継で、量産化に向けた先行編成を2027年秋に完成させ、30年度の営業運転開始を目指す。
外観は、上部が明るい緑色で、下部が濃い緑色。東北地方の山々をイメージしたという。最高速度はE5系と同じ時速320キロで、地震対策として、ブレーキをかけた際に停止するまでの距離を現行より15%短くする。
ビジネス客ら向けに車内で作業ができる車両は、座席配列を2列ずつとし、コンセントやUSB電源も全席に設置する。

東北新幹線の次期車両E10系の内装イメージ(JR東日本提供)