「どう始末してやろうと」石丸伸二氏 市長時代に“居眠り市議”を世間に公開した理由を告白、“穏便な注意”は「もったいない」

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2025年03月04日 18:20  web女性自身

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3月2日、インタビュー系YouTubeチャンネル「トマホーク」で公開された動画に、今年1月に地域政党「再生の道」を立ち上げた元安芸高田市長・石丸伸二氏(42)が出演した。



動画ではまず、チャンネル運営者のトマホークが、石丸氏が安芸高田市長選挙に立候補した理由について質問。同氏は’20年7月、前任(当時)の児玉浩氏(61)が元代議士の河井克行(61)夫妻による公職選挙法違反事件に絡んで辞職したことを受け、当時の副市長が無投票で市長選に当選する可能性があるというニュースを見たとし、「これだめじゃない?選挙やろう」と思い立ち立候補したと明かした。



そのほか、石丸氏は「(対立候補の副市長は)元市役所の方で、副市長になって、60代後半だったんですよ。かたや(自分は)37歳。で、経歴とか並べたら、これ絶対勝つなって。京大ですからね。学歴とキャリアを全面に出せば、これ田舎には効くんじゃないかなと。地元なんで、生まれ育ったのは間違いないんで。20年ぐらいはそこにいた。20年ぶりに帰って来た若者なら、悪い気はしないんじゃないか、歓迎されるんじゃないかと」など、市長選には“勝算”があったと振り返った。



続けて、石丸氏が市長在任中の’22年6月の市議会で、「恥を知れ!恥を!」と声を荒げたことに関する話題に。この発言は、’20年9月の市議会の石丸氏の答弁中に“イビキ”が響いていたことに端を発する。



石丸氏は’20年9月25日にXで、《本日午前、議会の一般質問中が行われている中、いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名》と投稿。同年10月には、《定例後に議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある》などとし、複数の議員から「恫喝」を受けたと主張。こうした発信が石丸氏と議会の対立のきっかけになっていた。



そして、’22年6月の市議会で、石丸氏が提出していた「議員の定数削減案」が否決される。採決に先立ち、“議会を軽視している”などと反発が起こっていたことに対し、石丸氏が「居眠りをする。一般質問をしない。説明責任を果たさない。これこそ議会軽視の最たる例です。恥を知れ!恥を!という声が上がってもおかしくない」と発言していたのだ。



石丸氏は今回の動画で、当時について、「今までの性格をベースにしながら演出したっていうのが性格ですね」と振り返り、「だって普通に考えて、目の前で寝てる奴って腹立つじゃないですか。そこは素直な感想としてね」とコメント。



ここで、チャンネル側の出演者から、「(前編の動画で、自身もかつて)授業中寝てたって言ってたじゃないですか!」とツッコみを受けたが、石丸氏は「あれはギリ許されるんですよ。なぜか。我々は当時、お金を払って寝てたんですよ」と主張。そして、議員の居眠りを指摘した理由について、こう語った。



「これを許してはいけないなと思って。どうやろう。どう始末してやろうと思った時に、上手く使った方がいいなと。単に1人を起こすとか、議会に対して居眠りが多いので気をつけてくださいって注意することはできるんです。穏便に済ます、それじゃあもったいない。これをうまくエネルギーとして蓄積して、世の中に発信していくべきだと思ったんです」



石丸氏は、「安芸高田市だけの問題じゃないと思った。全国に山ほどいますから居眠りしてる議員。よく動画とかで(議員の居眠りが)出てるじゃないですか。ああいうのまとめてシバきたいなと思ったんですよ。なので、シバけるような出し方をしましたね」とも続けた。



なお、居眠りの指摘を受けた市議は’20年9月27日に石丸氏に対し謝罪のメールを送信していが、その後、「睡眠時無呼吸症候群」の診断書のコピーを、議長を通じて石丸氏に提出。同市議は’22年6月30日の会見で、「居眠りではなく病気だった」と改めて説明し、「市長は診断書を受け取っているにもかかわらず見ていないと嘘をついている」と主張。石丸氏は「本人の提出ではなく 個人情報だったので中身を確認せずシュレッダーにかけた」と反論していた。



なお、市議は昨年1月に亡くなっており、今回の動画における石丸氏の発言をめぐって、Xでは《ここまでぶん殴るのおかしいですよ》《「始末」は洒落にならないと思います》《自分の任期中に亡くなった人だし、控えた方がいいと思う》といった声が一部で上がっている。

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