共生社会を目指す大会で同時に試合を行うパラバトミントン選手と小学生のバトミントン選手=1日、山口市 山口市で1日、市内の小学生のバドミントン大会と日本、韓国、台湾のパラバドミントンの五輪メダリストらを招いた大会が同時に同じ会場で開催された。健常者と障がい者が共に競技することで、スポーツを通じた共生社会の実現を目指すのを目的に、NPO法人スマイルクラブ(千葉県柏市)が主催した。
大会に先立ち小学生たちは、パラアスリートとの交流で車いすバドミントンの講習を受けた。体験した小学生は、「車いすを動かしながら打つことが難しかった」「おもしろかった」と笑顔で話していた。
山口県出身でスマイルクラブ理事の大浜三平さんは、「健常者と障がい者が同じ会場で共に参加するパラバドミントンの国際大会を山口で開催することを目指したい」と意欲を語った。