荷物輸送サービス、来月本格開始=秋には新幹線の専用車両も―JR東日本
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2025年03月04日 19:02 時事通信社

JR東日本は4日、新幹線や在来線を使った荷物輸送サービス「はこビュン」を4月18日に本格的に開始すると発表した。新幹線の1、2号車を荷物用とする定期便を運行。今秋には全車両を荷物専用とする新幹線を走らせる。
JR東は2021年以降、荷物輸送の実証実験を進めてきた。荷物輸送に鉄道を活用することで、物流業界のドライバー不足や二酸化炭素(CO2)の排出量削減などにつなげる。この事業によって、グループ全体で年間100億円規模の売り上げを目指す。
4月に始める定期便は東北新幹線「はやぶさ」(10両編成)の週1便で、新青森駅から東京駅向けが対象区間。
また、営業車両としての使用を終えた山形新幹線「つばさ」1編成の全車両を荷物専用に改造。秋から最大で1000箱程度の大口輸送を担う。当初は、盛岡から東京向けの輸送を手掛ける。
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