ホープフルS当時とは見違えるほど馬体充実 セレクト3.2億円の良血馬が弥生賞制覇へ
0
2025年03月04日 20:45 netkeiba

ジュタ(2月26日撮影、(c)netkeiba) 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が3日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。9日(日)に中山競馬場で行われる弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏は22年セレクトセール当歳で3億2000万円(税抜)の値が付いたジュタ(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)について、「名血由来の成長力で、ホープフルS当時とは見違えるほどに筋肉が充実している」と絶賛。角ばっていた筋肉が丸みを帯びパワーアップしており、「前々走後からカイバ食いが良くなったとのことだが、見た目からして身になっていることが分かる」と述べた。半腱半膜様筋や大腿二頭筋の充実ぶりから、「推進力は間違いなく重賞級」と発言。浅胸筋と上腕三頭筋の張りが強烈で、「地面をとらえる能力に優れていることが推測でき、急坂でも推進力を適正方向に転換し、失速することなく走ることができるはず」とコース相性を強調した。
続けて、「ドゥラメンテ産駒は総じて馬体写真でアピールするタイプではない」とし、「ジュタも多分に漏れず、歩くともっと体を雄大に見せる」と指摘。それは可動域の広さが理由であると述べ、「21年優勝馬タイトルホルダーも同じようなタイプだった」と発言した。「肢体が輝いており、手入れが行き届いていることも一目瞭然」と仕上がりも絶賛。「今年も矢作厩舎からクラシック有力候補が名乗りを上げる」と好走を期待した。
Copyright(C) 2025 Net Dreamers Co., Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。