ママスタ私はナナコ。両親を早くに亡くした私は、4つ下の妹・ミカと支え合いながら生きてきました。高校卒業後すぐに就職し、ミカを高校や専門学校に通わせるのに必死な日々が20代半ばまで続いたのです。その後ユウセイと出会い、とんとん拍子に結婚、妊娠。慌ただしい20代を経て、30代はのんびりとした毎日を送れそうと思いながら出産を楽しみにしていたのですが……。

ユウセイとは交際を経て結婚し、すぐに妊娠。この頃の私は新たな家族ができたことで喜びいっぱいでした。ユウセイの希望もあって仕事を退職し、家を守りながらゆっくりと育児を楽しむことばかり想像していたのですが……。
現実は、出産の際の出血がひどく、身体へのダメージは想像以上でした。

そのうえ生まれてきた長男テツトは、いわゆる「寝ない子」。ユウセイも育児に協力的でなく、私の体力はどんどんと削られていったのです。どんなにあやしても泣き続けるテツトを前に、私は落ち込むことが増えていきました。

仕事が大切なのはもちろんわかるけど、もう少しテツトに寄り添ってほしい……と思いながらすごしていると、さすがに雰囲気の悪さに気付いたのか、ユウセイが自分の母に手伝いに来てもらおうかと提案してきました。

正直、義母に手伝ってもらうのは気が引けるものの、自分の身体のダメージに加え寝不足のなかで育児をするのはいっぱいいっぱいです。なので、今回ばかりは頼らせてもらうことにしました。

そんなある日のこと、義母が「テツトくんは見てるから、つらいならクリニックに行ってみたら?」と提案してくれたので、私はさっそくクリニックに行くことにしました。
妊娠をして嬉しく思っていたものの、出産は想像以上に大変でした。
しかも生まれたテツトはずっと泣いている子で、私は息をつく暇もありません。ユウセイもまったく協力的でないし、これから先どうしようか……と悩んでいたところ、義母が手伝いに来てくれることに。
その後クリニックへ通院することになり、薬もいくつか処方されました。義母も頻繁に手伝いに来てくれているので、これで体調が少しでも持ち直せばいいなと思っています。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
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