チョコプラ松尾、豪華声優陣集結の劇場版『ロボコ』にびっくり パロディの連続に「きっと何人かは怒られている」

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2025年03月05日 15:47  ORICON NEWS

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パロディの連続に「きっと誰かが怒られている」話したチョコレートプラネット・松尾駿 (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が5日、都内で3分アニメ『僕とロボコ』の長編映画となる劇場版『僕とロボコ』(4月18日公開)の取材会を開催。声を担当するロボコ姿で登場した。

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 劇場版では、さまざまな世界線から集まった“マルチバースロボコ”が登場。ロボコ(王道バトルの世界線)役を田中真弓、ロボコ(本格SFアクションの世界線)役を千葉繁、ロボコ(ラブコメの世界線)役を上坂すみれ、ロボコ(昭和ギャグ漫画の世界線)役を野沢雅子が担当する。

 松尾は予告編を見た感想を問われると「うわぁ、ルフィだ」と思ったことを苦笑いで語った。配役を知った感想を聞かれると「映画化を聞いて、それを超えるサプライズはないと思ったんです。『野沢雅子さんも出るらしい』と聞いて、『ウソだろ!』と(笑)。でも、ロボコでしかできないことをやっているので、びっくりはしましたけど納得しました。お笑い界のレジェンドと一緒になることはありましたけど、小さいころからアニメを見ていた声優さんと共演することはない。めちゃくちゃうれしかったです」と話す。

 豪華な声優陣だけでなく、腕が伸びるなどパロディも話題となっている。関係各所から怒られる不安はなかったのかという質問に松尾は「きっと何人かは怒られているんだろうな、と思いました(笑)。同じ集英社のジャンプとはいえ、誰も何も言わないのかな、と。僕のところには大丈夫になったタイミングで来ているでしょうけど、誰かは何か言われているんだろうなと思いました」と笑う。そして「(原作の)宮崎周平先生が、すごくジャンプが好きでリスペクトがあってのことだと思う。宮崎先生のジャンプ愛、集英社愛の賜物だと思います」と力説した。

 声優業について松尾は「めちゃくちゃ難しいです」と一言。「お笑いやっている時は、動き、顔、声とかでボケができる。アニメーションでは、声だけで表現しないといけない。『ロボコ』をやって、こんなに難しいんだと思いました」と口にした。映画でもハイスピードの展開は変わらないそう。「普通のアニメのスピード感とは全然違う、とプロの声優さんも言っていらっしゃる。そのままのスピード感を映画に持っていっている。60分の作品ですけど、録っている時の体感は5時間の超大作だった。見ごたえは十分だと思います」と断言しながら「大変ですけど、めちゃくちゃ楽しかったです」と笑顔を見せていた。

 本作は、2020年7月6日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした宮崎周平氏の同名漫画が原作で、美少女メイドロボ「オーダーメイド(OM)」が一家に一台普及した時代が舞台。平凡な小学5年生・平凡人(たいら・ボンド)は、家でもようやく、念願のオーダーメイドを買うこととなり、心躍らせていた。しかし、家にやってきたのは、カタログと違うOMで…。最強のドジっ娘メイドロボ・ロボコと心優しい少年ボンドの奇妙な日常が始まるドタバタギャグコメディー。

 コミックスは累計150万部を突破。テレビアニメが2022年12月〜23年6月にかけて放送され、1話3分アニメにも関わらず初回放送時にはツイッター(現:X)のトレンド入り(7位)を果たし、ショートアニメながら圧倒的スピード感と情報量、人を傷つけることのない「優しい世界」を繰り広げたロボコたちの日常が描かれた。

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  • 大丈夫大丈夫、銀魂のほうがもっと怒られてるから。
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