神戸の1万人アリーナ「GLION ARENA KOBE」竣工　アリーナ空間など内外観の実写公開、演出設備も【ライブ予定一覧】

　神戸に4月開業する新アリーナ「GLION ARENA KOBE」（ジーライオンアリーナ神戸）が、このほど竣工した。外装、内装が実写を含めて公開され、アリーナ空間も披露された。

【画像】GLION ARENA KOBE　シャトル便イメージ

　GLION ARENA KOBEは、日本初・270 度海に囲まれた次世代アリーナ。「次世代に誇れる新たなランドマーク」を目指す。関西最大級、最大1万人を収容。多目的に利用可能で、B.LEAGUEに所属する「神戸ストークス」のホームゲームが行われるほか、プロスポーツや音楽コンサート、MICE などさまざまなイベント開催を予定する。

　館内にはVIPフロアを設け、新たな観戦体験を提供するほか、神戸ウォーターフロントの開放感を楽しめるオープンテラスのある複数の飲食店や、アリーナ南側に面した「TOTTEI PARK」とあわせて、日常的なにぎわい創出に取り組む。

　NTT都市開発株式会社が開発を行い、株式会社One Bright KOBEが運営。両社は協創パートナーシッププログラム「オフィシャルパートナー」の契約を締結し、開発・運営の立場にとろまらず、長期的に協力していく。

■外装・内装デザイン
外観デザインは、「神戸から感動と興奮を発信し、世界へ羽ばたく姿」を特徴的なV字の屋根形状で表現。夜間のライトアップでは、神戸の美しい夜景に溶け込み、新たなランドマークとしての存在感を示す。
アリーナの内部はコの字型に座席を配置し、細長い建設敷地の形状におさめることで、どの座席からも見やすく、臨場感と迫力のある観戦体験を提供する。

■演出設備
国内アリーナでは最大級となる常設のLEDビジョンと、昇降可能なセンターハングビジョン、全長183メートルの長さを誇るリボンビジョンを搭載。各ビジョンが連動した迫力ある映像演出によって、観客のボルテージを上げ、「その時、この場所ならでは」の一体感を演出する。
また、音響設備には、バスケットボールの本場NBAで使用されているトップブランドのスピーカーを採用。世界基準のハイクオリティな音響体験を届ける。

■GLION ARENA KOBE　4・5月の主な予定
3月29〜31日（プレオープンイベント）リアル脱出ゲーム×HUNTER×HUNTER 『ハンター試験スタジアムからの脱出』
4月4日（開業イベント）神戸の新たな門出をお祝いするOpening Night Party
ゲストスピーカー：藤原紀香／永島昭宏　ゲストLIVE：梅田サイファー※R-指定の出演はない　ゲストダンサー：ケント・モリ　MC：大仁田美咲（ABCアナウンサー）
4月5〜6日　B.LEAGUE「神戸ストークス」新ホームアリーナでの初戦2Days
4月12〜13日　MAN WITH A “15th” MISSION “PLAY WHAT U WANT TOUR 2025”
4月20〜21日　B.LEAGUE「神戸ストークス」シーズン最後のホームゲーム
4月23〜24日　2025 TREASURE FAN CONCERT [SPECIAL MOMENT] IN JAPAN
4月26〜27日　STARTS presents THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES
4月30日　THE OFFSPRING "SUPERCHARGED WORLDWIDE IN '25"
5月2〜3日　AIMYON TOUR 2024-25 「ドルフィン・アパート」-Additional Show-

■施設概要
施設名：GLION ARENA KOBE（ジーライオンアリーナ神戸）
所在地：神戸市中央区新港町2 番1 号
敷地面積：約2万3700 平方メートル
延床面積：約3万2200 平方メートル
階数：7階
収容客数：約1万人
構造：鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
用途：観覧場、店舗
竣工日：2025年3月1日
開業日：2025年4月4日（予定）
土地所有者：神戸市
建物所有者：NTT都市開発株式会社
運営会社：株式会社One Bright KOBE
設計・施工会社：設計・施工会社
CM会社：株式会社山下PMC