軽トラックの荷台に“ある物”を作る動画が、YouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で14万回を超えており、「すごいわ〜」「お見事！」といった声が寄せられるなど注目を集めています。
投稿したのは、車中泊や釣り、DIYの動画などを公開しているYouTubeチャンネル「tetu channel」さん。投稿者さんはDIYの素人だそうですが、以前には経年劣化した住宅内の和室と洋間、台所のドアを修繕する動画が話題となりました。
投稿者さんは、新たな企画として軽トラックの荷台に「隠れ家」を作るシリーズを公開中。なお、投稿者さんは道路交通法に基づき制作しています。軽トラックのDIYは、程度によっては改造車と認定され、8ナンバー（特種用途自動車に与えられるナンバープレート）の登録が必要になる場合があります。
過去には、キャンピングカー風にした軽トラック「ゆきかぜ」を作った経験がある投稿者さん。2台目の“部屋付き車両”のベースとなるのは、運転席が広くて荷台は狭い作りとなっているダイハツ・ハイゼットジャンボです。
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隠れ家作りの目標は広さと安さ、軽さ、頑丈さを可能な限り追求しつつ簡単に作ること。これまでの作業で、部屋のフレームとなるパイプは組んであり、今回の動画ではパイプに沿って壁や補強材をセットしていきます。
車体の右側に隠れ家の入り口、左側に窓を設ける予定。買ってきた合計6枚の普通合板をそれぞれフレームにあてがい、各所に線を引きました。
ここで活躍するのはカッターナイフ。線に沿って何度も刃を通し、切り込みを入れると板は簡単に折れました。切り出した板をフレームにあてがい再びチェック。サイズは問題ありません。
フレームを構成しているパイプと板材を固定するため、インシュロックタイを用意。通す位置に印を付けたらポンチで穴をあけます。箱の上に置かれたベニヤ板に対してポンチを垂直に配置。ハンマーでポンチの柄を真上からたたくと、きれいに穴があきました。後は同じ作業をひたすら繰り返すだけです。
インシュロックタイで板材を固定したところで、作業は2日目に突入。ゆきかぜ製作時にあまった板材と、新しく買ってきた角材を組み合わせて、天井部分を作っていきます。頑丈さと軽さを両立させるため、使用する木材は最小限に抑えたいところ。パイプと干渉しない位置となるよう調整しながら、2枚の板を角材でつなぎ合わせます。
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各パイプを挟むように合計3本の角材を配置。板を「すのこ状」に組みました。ここで、薄型のLED照明を用意。後の内装作業に備えて、今のうちに完成後をイメージしながら取り付け位置を考えておきます。
次は補強のため、切り出した木材をパイプに沿って固定。パイプ用の固定金具を取り付けたらベニヤ板と角材をビス止めし、補強材からはみ出ている部分をカッターで切り落とします。
ゆきかぜ製作時にあまったL字金具にも活躍の場が到来。角材同士を固定していくと、どんどん窓らしい形になってきました。フレームのあちこちにある角材と板材をひたすらビスで固定したら、仮止めとして使っていたインシュロックタイを外します。
強度と重さを考えながら進めていく「隠れ家」構築作業。その進捗（しんちょく）や車中泊・釣りの様子は、YouTubeのサブチャンネル「tetu channel2」やX（Twitter／@tetu_deen）、Instagramなど各種SNSで見られます。
コメント欄には、「いよいよ二号機の製作が始まったんですね。こりゃ楽しみだ」「ベニヤの穴あけにドリル使ってしまうけどポンチの使用があったとは、今度つかってみます」「お見事DIY！ 作業見ていると楽しくなりますね」などの感想が寄せられています。
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動画提供：YouTubeチャンネル「tetu channel」さん
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