“Mr.PINK”内田利雄騎手が31日付で引退 地方通算3611勝の名手

　埼玉県浦和競馬組合は6日、所属する内田利雄騎手が31日付で引退することを発表した。21日(金)にウイナーズサークルで引退セレモニーを実施する。

　同騎手は1961年10月5日生まれ。78年10月に宇都宮競馬でデビュー。ブライアンズロマンやベラミロードでダートグレード競走を制覇、02年にはカッツミーでラジオたんぱ賞を制すなど、北関東を代表するジョッキーとして名を馳せた。同競馬場の廃止後は期間限定騎乗をしながら全国を渡り歩き、12年10月に浦和競馬へ移籍。その騎手服と明るいキャラクターから“Mr.PINK”の愛称で親しまれ、ファンに愛された。3月6日現在で地方通算25995戦3611勝、中央47戦3勝。

■内田騎手のコメント
「まだまだ現役を続けていきたかったですが、体力的にも精神的にもこれ以上騎乗を続けていくことは難しいと感じ、騎手を引退することを決めました。心残りや悔いはありません。長年にわたり“Mr.PINK”を応援いただき、誠にありがとうございました」

(埼玉県浦和競馬組合のリリースより)