古民家山十邸のつるし雛=5日、神奈川県愛川町 神奈川県愛川町の国登録有形文化財「古民家山十邸」で、「ひな人形とつるし雛(びな)展」が先月14日から開催されている。町内外から見物客が訪れ、「干支(えと)」や「毬(まり)」など、色とりどりの小さな吊るし雛を鑑賞している。今月10日まで。
地元の手芸サークルが制作した、つるし雛約2000個が飾られている。2012年から実施されているイベントで、山十邸の年間来場者数は3000〜4000人だが、展示会期間中に1000人以上が訪れるという。
町スポーツ・文化振興課の担当者は、「来訪者は、山十邸のつるし雛の展示を初めて知ったという方が多い。さまざまなPR活動を通じて山十邸と各種イベントを紹介していきたい」と話した。