『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』TOHOシネマズ梅田看板(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 劇場版「名探偵コナン」シリーズ最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』(4月18日公開)に向け、恒例、大阪・TOHOシネマズ梅田に描き下ろし看板企画があす7日から掲出される。「映画館も小五郎・名探偵コナンに染まっていく…!」ビジュアルとなる。
【画像】座りたい…『名探偵コナン』小五郎ボイス付き“座れる”スタンディ TOHOシネマズ梅田は、劇場版「名探偵コナン」の聖地。前作『100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』では、コナン愛あふれるファンが訪れ、全国動員No.1となった。同劇場の全国1位は3年連続。また、過去に何度も首位となってきた。
聖地とあって、描き下ろし看板は恒例企画で、劇場版第21弾『から紅の恋歌(ラブレター)』(2017年)から始まり、今回初めて、毛利小五郎が登場する。
TOHOシネマズ梅田の本館8F、コンセッション(飲食売店)の上にある横8.8×縦3.3メートルの巨大半円型のスペース。今作で普段の様子とは違ったクールな表情を見せる小五郎の「この事件、俺が必ず終わらせる」と強い決意をもって事件解決に挑む様子が伝わるビジュアルとなる。
そして、前作の「動員No.1」とも、“内緒ポーズ”ともとれる人差し指を口に当てたポーズで、片目を閉じてお茶目に、小五郎の背後に回るコナン。その仕草や表情からは、この看板を目にするお客様に向けた「クールな小五郎を静かに見守ってあげて」というような声が聞こえてきそう。
大活躍が期待される小五郎は、真剣な表情でこちらをまっすぐに見つめつつ、その手はコナンと同じように人差し指を口元に当てているが、指の形に少しの違いがある。この違いが表すものとは一体…。落ち着いた色合いで彩られた看板からは、クールでシリアスな映画の展開を感じられる。
最新作「隻眼の残像」の舞台は、長野県の雪山。長野県警の大和敢助が雪山で「ある男」を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。その10ヶ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆けつけるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼がうずきだす。一方、雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた毛利小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡る。眠りの小五郎と長野県警の大和敢助、一見接点のなさそうな2人をつなぐ「眠っていた記憶(じけん)」とは…・
全国の映画館では「小五郎ボイス付き座れるスタンディ」が、7日より順次設置(一部劇場を除く)。ポスタービジュアルをベースとしたデザインのスタンディには、なんと実際に座ることのできる椅子がつき、近くまで寄ると、小五郎の特別ボイスが流れるスペシャル仕様。さらに同日から、ポスターと最新チラシも順次掲出される。
■ストーリー
長野県・八ヶ岳連峰未宝岳。長野県警の大和敢助が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまう。
10ヶ月後。国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原由衣が現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、 負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しくうずきだす。
その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。
後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然響き渡った銃声。
果たせなかった約束と、隻眼に宿った残像。氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇の(ホワイトアウト)因縁(ミステリー)の幕が切って落とされる――。