
女性管理職の転職、5年前から3.3倍 半数以上が「1割以上の年収増」 ビズリーチ(東京都渋谷区)が運営する「ビズリーチ WorkTech研究所」は、転職サイト「ビズリーチ」の女性会員を対象に、女性の転職動向に関する調査を実施した。その結果、女性管理職の転職が5年前と比較し3.3倍に増加し、転職している人の半数以上が1割以上年収が増加していることが分かった。
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管理職経験のある女性会員の転職数が2019年と比較すると3.3倍に増加しており、女性管理職の転職が活発になっていることが分かった。即戦力としてのスキルや経験を持つ女性が、転職を通じ主体的にキャリア形成を図っていることが推測される結果となった。
2024年の転職時の年収変動について、半数以上となる52.9%が年収が「1割以上増加した」と回答した。一方、転職により年収が減少した女性は27.3%となった。
管理職経験のある女性は、2019年と比較し2024年は4.4倍の増加となった。2024年に管理職経験のある人で転職した人を年代別に見てみると、最も多かったのが30代前半(30〜34歳)で19.7%、次いで40代前半(40〜44歳)が19.4%、30代後半(35〜39歳)が18.9%だった。特に30代前半の転職数に大幅な増加がみられ、2019年と比較し10.3倍増加していることが分かった。
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