競泳パリ五輪代表・成田実生、大学生活の憧れは「カフェで勉強すること」淑徳巣鴨を卒業

今月5日、競泳の成田実生（18）が淑徳巣鴨中学高等学校（東京・豊島区）の卒業式を迎えた。

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昨年、自身初めてとなるパリオリンピック™に出場したシンデレラガールは「学校とか友達とか家族とかに支えてもらって、最後まで競泳と学業の両立を納得いくまで頑張れた。淑徳巣鴨での3年間は、人間として大切なことを教えてもらえた」と、笑顔で高校3年間を振り返った。

この日が最後の制服姿となる成田。「3年間本当に大変な時期もあったんですけど、そういう時もこの制服と共に過ごしてきたので、ちょっと寂しい。思い入れのある服なのでしっかりキレイにとっておきたい」と、慣れ親しんだ制服との別れを惜しんだ。

4月からは明治大学に進学。高校生の時から「カフェで勉強することが憧れ。高校生活では全然出来なかったんですけど、大学生といったらっていう感じもするし、格好良いのでやりたいです」と新生活へ向け、期待に胸を膨らませた。

取材の最後に大学生活での目標を問いかけると「大学3年生の時にある、ロサンゼルス五輪でメダルを取るっていうことが、自分の中での目標。高校生活と同じように、大学4年間を通して成長出来るように頑張りたい」と力強い言葉で答えた。

今月の20日から行われる日本選手権では200m個人メドレー、400m個人メドレー、200m背泳ぎの計3種目に出場予定。

■成田実生（なりた・みお）
2006年12月18日生まれ、東京都葛飾区出身。
2024年パリ五輪女子400m個人メドレー6位
最近ハマっていることは「チェキ」。