
私たちの日々の生活には、クスッと笑える瞬間や思わずツッコミたくなる瞬間があふれています。北海道在住のキヨさんは、そんな場面を切り取った漫画『怖いので、ずっと2人で行動してほしいです。』をX(旧Twitter)に投稿し、穏やかな笑いを日々読者に届けています。
【漫画】「怖いので、ずっと2人で行動してほしいです」…全編を読む
サスペンスやホラー映画のファンであるキヨさんが、テレビを見ているときのことです。2人の登場人物が「分かれて調べよう」と提案し、それぞれ単独で手がかりを探しに向かうというお決まりの場面を目にします。
キヨさんは思わず「なんでふた手に分かれるんだよぉ、怖くないの!?」と、心の中で1人ツッコミを入れるのでした。さらにテレビでは登場人物の悲鳴と物音が響き、案の定ふた手に分かれて別行動をしたことにより1人が襲われるという展開に。キヨさんはまたも「ほら言わんこっちゃない!」と、心の中で叫びます。どうかずっと2人で行動してほしい…と切実に願うキヨさんでした。
このキヨさんのツッコミに対し、多くの読者から「ホラーの死亡フラグ!(笑)」「狙ってくれと言わんばかりのタイミング」と共感が続出。お約束の展開へのツッコミも、ホラーの楽しみのひとつだと考える視聴者は少なくないようです。
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また『内心焦りまくってたけど、涼しい顔してメロディ聞いてました。』という漫画では、文房具店を訪れたキヨさんがバースデーカードのスイッチを押してしまい、予想以上の大音量で流れるメロディに焦る姿が描かれています。
その他『引き出しの整頓は、すぐ終わったのでほっとしました。』という漫画では、キヨさんがテレビを観ているにもかかわらず、いきなりテレビ台の引き出しの整理を始める家族について描かれており、キヨさんの周りには小さな笑いが絶えない様子がうかがえます。
日々の何気ない出来事を漫画で巧みに表現するキヨさんに、どのように漫画を作っているのか詳しく話を聞きました。
ー日常をテーマにした漫画を描こうと思ったきっかけはなんですか?
好きな漫画家さんが日常系の漫画を描いていて、私も自分の日常を漫画にしてみたのがきっかけです。軽い気持ちで始めたのですが、面白くなってきていまだに描き続けています。
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ー漫画にするネタはどのように思いついているのでしょうか?
日常生活の中で面白いできごとがあると「これを漫画にしたらどうなるだろう?」と、頭の中で漫画を作ってみます。面白くなりそうだな、と思ったら実際に作品として描くことにしています。
ーご家族や周りの方は漫画についてご存じでしょうか。周囲の反応はいかがでしょうか?
実は両親には、まだ漫画を見せていません。父は私が漫画を描いてることも知らないです(笑)
ー一人ツッコミをしながらテレビを観ているキヨさんはとても楽しそうでしたね。サスペンスやホラー映画は、一人で楽しむことが多いのでしょうか?
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夜中に一人で集中して観ることが多いですが、家族や友達とツッコミを入れながら観るのも好きです。
(海川 まこと/漫画収集家)