柿谷曜一朗、愛娘から「もう1回選手になれば?」の一言 子育て&多忙で奮闘中

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2025年03月06日 22:07  サッカーキング

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 こどもの職業・社会体験施設『キッザニア東京』は6日、施設内に日本サッカー協会(JFA)のメジャーパートナーであるKDDI株式会社をサプライヤーとする形で、シュート測定やキックフォーム動画を持ち帰ることができる体験を提供する『サッカースタジアム』パビリオンをリニューアルオープン。元日本代表の柿谷曜一朗氏がオープニングセレモニーに登壇した。

 子どもたちが職業体験できる場でのイベントとなったが、自身も3児の父である柿谷氏は、「一番上の子が6歳で、ずっと『(キッザニアに)行きたい』と言っていて。『ずるい!私も行きたい』と言っていたので、帰ったらこういうものがあるよと伝えたいですし、今日、明日連れてきたいくらい。ちょっと恥ずかしがり屋なところがあると先生からも聞いているんですが、こういったところで思い切り、楽しく、いろいろ学んで、経験してほしいと思います」と、個人としても施設全体含めて、再度訪れたいとコメント。

 2024年8月には第三子となる長男が誕生。特に長男については「サッカー選手を目指してほしい」と、自身と同じ職業を視野に入れてほしいとしつつ、「厳しい世界なので、飛び込んでほしくない思いもあります」と、同じ職業だからこその親心も見せ、「やりたいことを思い切ってほしいですし、これからそういったものが出てくると思います。自分がどうこうより、やりたいことを応援してあげたいです」と、自ら持った夢を全力で後押ししていきたいと話した。

 昨年限りで現役を引退。家族との時間が増えたかの問いには「逆で、まったくなくて」と、仕事が続くため、現在家族がいる徳島になかなか帰れない状況があるそうで、「子どもたちからすると、サッカー選手をやっていた方が家にいないと思っていたはずなんですけど、この1、2カ月はありがたいことにいろいろなところでお仕事をさせてもらっているので、(子どもたちから)『もう1回サッカー選手になれば」と言われました」と会場を笑わせ、「妻には何から何までさせてしまっているので、直接感謝も伝えていますが、早くみんなでゆっくりできる時間も作りたいです」と、妻の丸高愛実さんへの感謝も改めて口にしている。

 イベントでは現在の日本代表のユニフォームを着用して登場した柿谷氏。チームとしては3月20日に行われるバーレーン戦で、勝利すれば自力で史上最速となるワールドカップ出場が決まる状況にあるが、現役を退いてから初めて見届ける日本代表について、「(引退して)すでにサッカー選手という気持ちはなくて、日本人として日本代表を応援する立場なので、現役の時より、さらに応援したい気持ちが強くなっています」と一人のサポーターとしてバックアップしたいとして、「絶対決めてほしいですし、決めてくれると思っています」と、最速出場決定への期待も寄せている。

『サッカースタジアム』パビリオンでは、子どもたちが日本代表ユニフォームを着用し、シュート練習、そこから自身のフォームや速度を測定可能。パビリオン内の複数カメラで多角的に撮影したデータをダウンロードできる。柿谷氏は、「子どものの頃から、サッカーをやってみたい気持ちが、将来の日本代表を生む可能性になるので、こういう場所でもサッカーに触れることができるようになるので、本当に感謝しています」と、未来の日本代表誕生を願っている。

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