リヴァプールのコナテ[写真]=Getty Images リヴァプールのフランス代表DFイブイヒマ・コナテが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦で退場を免れたシーンを振り返り、「ファウルは無かった」と主張した。イギリス『ミラー』がコナテのコメントを伝えている。
リヴァプールは5日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・ファーストレグでPSGとの試合に臨んだ。終始PSGに押し込まれる展開の続いたリヴァプールだったが、GKアリソンを中心に無失点で切り抜けると、87分に途中出場したハーヴェイ・エリオットが得点を挙げ、敵地で1−0と先勝した。
試合の25分には、試合の結果を左右するシーンが生まれた。裏に抜け出したブラッドリー・バルコラに対して、コナテがチャージし、バルコラが転倒。コナテはバルコラの後方からぶつかっており、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も介入したが、コナテは退場を免れてプレー続行となった。この判定をめぐり、PSGでスポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏はダビデ・マッサ主審に対して「これは世界中、どこでもレッドカードだ」とハーフタイムに激怒したことが報じられている。
一方、コナテ自身は「ファウルは無かった」と主張し、当該場面について次のように振り返った。
「VARのチェックがあった。もしプッシングがあったのなら、レッドカードが提示されていただろう。僕は『ファウルは無かった』と言っている。確かに、僕の力は強いが、ただ腕を振っただけだ。より力を入れていた場合の話もできるけど、僕にとってはソフトなことだ」
なお、PSGのルイス・エンリケ監督は、「審判について話すのは好きではない」と判定については口を閉ざしている。
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