5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2024年8月にYouTubeへ投稿された夢のマイホーム建築動画を紹介します。見応えのある家作りの記録が反響を呼び、記事執筆時点までに107万回以上再生され、約1万5000件の高評価を集めています。
●5カ月間のマイホーム建築を30分で振り返る
動画を投稿したのは、不動産事業でゼロから財を成した米起業家、ケース・ルーカス・ロビンソンさんのYouTubeチャンネル「Case Lucas Robinson」です。今回は“夢のマイホーム”を建築した5カ月間の記録を、30分のタイムラプス動画として紹介しています。
まず、建築予定地の木を何本か伐採してから地面を平らに整え、水はけ用と思われる土管を埋設します。次に、敷地の準備ができたところで建物の基礎工事に移ります。
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基礎工事ではまず、木材で家屋の形に囲いを作り、鉄筋を敷き詰めてからコンクリートを流し入れます。コンクリートの表面を整えて固まったら基礎工事の完成です。これと並行して上下水道管も埋設しておきます。
●壁や屋根ができていく
そうしたら家の枠組みを作っていきます。まず、木材で壁の骨組みを作り、基礎のコンクリートに埋めておいた鉄筋に差し込んで固定。壁の上には同様に木材で天井の骨組みを作っていきます。この段階ではまだ鳥かごのようですが、だいぶ家の形になってきました。
この後、壁や屋根に板が貼り付けられていくとますます家らしく。ここから窓ガラスやドアの設置も始まります。また、屋根に防水シートを貼ってから屋根材を設置していき、一部の屋根には金属製の屋根材を設置します。さらに、屋根には天窓も設置します。
一方、外壁はモルタルとスタッコ(石灰と砂をまぜた化粧しっくい)で仕上げます。この段階ではグレーの壁ですが、その後、白いスタッコを塗布して白壁となりました。
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●シックでモダンな家が完成
コンクリートの床を研磨してつるつるにしたら、床下地材を設置。また、壁の骨組み内に断熱材を入れ、壁下地材を貼り付けます。天井も同様に作業していきます。
階段はスタイリッシュなデザインで、ライン上に光るフットライトも壁に埋め込む形で設置。家屋から車道まで出るためのコンクリートの通路を作り、改めて周囲を整地した上で芝生を敷き詰め、植え込みをしつらえたら、ひとまずの完成です。
キッチンやバスルーム、その他の設備については触れられていませんが、家屋を建てるプロセスをゼロからていねいに見せてくれる見応え十分な動画となっています。なお、完成後の映像では屋外プールも確認できます。
●「とても美しい家」「すばらしい結果」
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ていねいな家作りのプロセスを収めた動画に対しコメント欄には、「これはとても美しい家だ」「美しく作られている。とてもステキです」「とても熟練した職人が細かい作業ですばらしい結果を生み出した」「一所懸命働く男性たちが愛情を込めて家を建てている様子を見るのは、ただただ美しい」という声が寄せられています。
一方で、自分が住む地域の建築方法との違いに驚く人も多く見られました。
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