映画アンパンマンシリーズ、原点回帰の最新作、本予告映像解禁　ゲスト声優としてパンサーの参加が決定

　映画アンパンマンシリーズ最新作『それいけ！アンパンマン　チャポンのヒーロー！』（6月27日公開）の本編映像の初披露となる本予告映像＆本ポスターが解禁となった。

【動画】『それいけ！アンパンマン　チャポンのヒーロー！』本予告映像

　1988年10月にテレビアニメがスタートし、翌年の89年3月に劇場版が初公開。昭和、平成、そして令和と3つの時代を通じて日本中に「愛と勇気」を届けてきたみんなのヒーロー、アンパンマン。

　映画シリーズ最新作は、ある日、突然空から落ちてきた不思議な男の子、“チャポン”が自身の出生の秘密をめぐって、アンパンマンと一緒にばいきんまんに立ち向かう映画ならではのスケール感のあるストーリー。

　自分がどこから来たのかわからないチャポンは、アンパンマンたちと一緒に過ごすなかで、誰かを助け笑顔にする喜びを知り、「ヒーローになりたい！」と願い、アンパンマンを兄のように慕うようになる。

　解禁された予告編映像では、「思い出すんだ！お前がなんのために生まれてきか」と、やなせたかし先生の深い想いが込められた主題歌「アンパンマンのマーチ」の歌詞を彷彿させるせりふも。そして、アンパンマンとチャポンが、一緒に力を合わせて大活躍する姿が描かれる。

　映画アンパンマンシリーズの原点回帰ともいえる「生きる意味」について問いかける本作。チャポンはなんのために生まれて、なにをして生きるのか――。子どもから大人まで胸を熱くすること間違いなしの予告映像となっている。

　あわせて初公開となったポスタービジュアルでは、お兄ちゃんと慕うアンパンマンの真似をしてポーズを決めるチャポンの姿が。しょくぱんまん、カレーパンマンなどおなじみのなかまたちも集結。「おもいやりの心がみんなをヒーローにする！」を掲げ、アンパンマンとチャポンたちによる、愛と勇気の物語が始まる。

　あわせて、お笑いトリオ・パンサーの向井慧、尾形貴弘、菅良太郎がゲスト声優としてアンパンマン作品に初参加、11年ぶりにアニメ映画出演することも発表された。パンサーの3人は、アンパンマンとチャポンをやっつけようとする、ばいきんまんの発明したメカ・ロボ2号などの声を担当する。詳細は、後日発表される。

　向井は長年のアンパンマンファンを公言しており、念願の「アンパンマン」声優への仲間入りに「『それいけ！アンパンマン　いのちの星のドーリィ』（2006年）を観て、アンパンマンが大好きになりました。特にロールパンナが好きで、アンパンマンこどもミュージアムへ一人で行ってグッズを買うぐらい大好きです。今作のストーリーを読んで『絶対観に行こう！』と思っていたので、まさか自分が関わることができるなんて、本当に嬉しかったです。」と喜びのコメントを寄せている。

　また、尾形は自身もパパとなり、より身近となったアンパンマンと初のお仕事に「娘がいるので、アンパンマンこどもミュージアムにも何回も行かせていただきました。今まで生きてきて一番うれしい仕事です。ほかに自慢できる仕事がないので（笑）。娘に自慢できる仕事だと思います」と喜んでいる。

　作品にちなんだ「自分にとっての“ヒーロー”は？」という質問に、菅は「僕にとってのヒーローはアンパンマンですね。記憶違いじゃなかったら1回助けてもらったことがあります。僕が、お腹を空かせている時に顔をちぎって差し出してくれた。俺の記憶違いじゃなければですが（笑）」と、実際にアンパンマンに助けられた（？）思い出を披露していた。

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