電車の扉が開くと“我先に”突撃。整列乗車のマナーを無視、ぶつかっても謝らない客に大迷惑

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2025年03月07日 09:01  日刊SPA!

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※写真はイメージです。
 移動に欠かせない交通手段のひとつである電車。しかし、通勤や通学の時間帯は混雑するため、殺伐とした雰囲気がある。車内では譲り合いの精神を持って、お互い気持ちよく過ごしたいものだ。
 今回は、ある乗客の非常識な行動に衝撃を受けたという2人のエピソードを紹介する。

◆扉が開くと“我先に”乗り込む人

 神楽宏明さん(仮名・30代)は、毎日1時間半かけて通勤している。

 ある日から駅のホームで2人のサラリーマンを見かけるようになったが、その行動は、あきらかに周囲に迷惑をかけていた。電車を待つ場合、開くドアの両側に並び、降車する人が降りきるのを待ってから電車内に入るのがマナーだが……。

「1人は、高身長の30代くらい。自分がいちばんに電車に乗り込もうと必死なんです。高身長のフィジカルを活かして、降車する人たちが全員降りきるギリギリのところで、“我先に”と電車内へとつっこんでいきます」

 降車する女性とぶつかっても謝りもせず、むしろ、ギロリと女性を睨むこともあった。

◆人にぶつかっても気にしない、狙ったスペースへ勢いよく突撃

「そしてもう1人は、低身長で50代くらい。何人も並んでいる列を無視して割り込んでくるんです」

 男性はドアが開くと同時に、降りてくる人たちに突っ込んでいくそうだ。

「電車内に入ると、自分の狙ったスペースを目がけて、人にぶつかりながら勢いよく入っていきます。ぶつかられた人たちは当然、みんな迷惑そうですね」

 神楽さんは、毎日会う“その2人”に対して、「あんな人間にはなりたくない」と思うそうだ。そして、「どうして、あんな迷惑行為を堂々とできるのか」疑問に感じたという。

「人の気持ちを考えることができないから整列乗車のマナーから逸脱したことを平気でできるんです。

 この2人の男性を反面教師に、私は今日も通勤します」

◆指定席で「席が間違っているからどいて!」

 本田雄二さん(仮名・20代)は、事前に指定席のチケットを購入していた。発車時刻の少し前に乗り込んで、座席に座っていると、4人の中年女性が本田さんのところに来たという。すると、「席が間違っているからどいて!」と強い口調で言われたそうだ。

「突然のことで驚きました。女性たちの様子を見ると自信ありげで、まるで“私が完全に間違っているかのような” 態度だったんです」

 彼女たちは大声で本田さんに詰め寄った。改めてチケットを確認したのだが、やはり間違いではなかった。

「周囲の乗客も私たちを見ていました。その場で揉めるのもイヤだったので、『おかしいな』と思いつつも席を譲ることにしました。そして、いったん通路へ移動したんです。彼女たちは、『なんで間違った席に座るんだろうね』と迷惑そうに笑っていました」

 納得のいかなかった本田さんが駅員に事情を説明したところ……。

◆一言の謝罪もなく去っていった

「お客様は、こちらの電車ではないようですね」

やはり4人組が座席を間違えていたのだ。

「しかし、彼女たちは一言の謝罪もなく、そのまま足早に去っていきました。席を間違えていたのは私ではなく、彼女たちだったのに……」

 本田さんは席に座ることができたのだが、後味の悪い出来事となった。

 電車では個人のマナーが大いに問われる。だが、不快に感じても声をあげにくい空気があるのは事実だ。自分の何気ない行動が周囲の迷惑になっていないか、あらためて意識する必要があるだろう。

<取材・文/chimi86>

―[乗り物で腹が立った話]―

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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  • SNSでも通りすがりのお初で私んトコに無礼な言い回しのコメントを書いておいて謝らないヤツもいるんでね、そんなもんですよ。(´・ω・)y-゜゜゜
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