久保建英(右)はマンU相手に奮闘したが… [写真]=Getty Images ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16ファーストレグが6日に行われ、レアル・ソシエダはマンチェスター・ユナイテッドと1−1で引き分けた。同試合に80分まで出場した日本代表MF久保建英について、現地メディアは厳しめの評価をつけた。
試合は0−0で迎えた後半の57分、右サイド大外から仕掛けたアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョからの折り返しをオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーがダイレクトで沈め、マンチェスター・ユナイテッドが先手を取る。それでも、レアル・ソシエダは70分、スペイン代表FWミケル・オヤルサバルがPKを沈めて同点に追いつく。試合はこのまま1−1でタイムアップを迎えた。
試合後、スペインメディア『エル・デスマルケ』は、同試合に出場したレアル・ソシエダの選手たちの採点を発表した。最高評価は『7』で、右サイドバックで先発したスペイン人DFアリツ・エルストンド、インテリオールでフル出場した同MFブライス・メンデス、そして後半途中からピッチに立ったベネズエラ代表DFホン・アランブルにこの点数がつけられた。
一方で、久保には『5』がつけられ、チーム内では下から数えた方が早い数字に。「マンチェスター・ユナイテッドの守備陣に阻まれ、自由にボールを受けることはできなかった。だが、ボールを受けるたびに降りてくると、1つ1つのプレーを正確にこなした」と評価された
また、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』も、久保のパフォーマンスついて「ラ・レアルが右から攻撃に移る時、局面に顔を出すのはクボだ。あらゆるプレーを試みたが、チームに貴重なチャンスを与えることはできなかった」と論じている。
セカンドレグは1週間後の13日、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地『オールド・トラフォード』にて開催される。
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