テレビ朝日親会社、増配を発表　「業績が好調に推移」

　テレビ朝日ホールディングスは7日、期末配当予想の修正を発表した。前回予想（2月7日公表）から特別配当金を10円増配、1株当たり40円とし、年間配当金を60円にするとした。

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　「当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要政策と位置づけ、継続的な成長に主眼をおいた普通配当に努めるとともに、記念すべき節目における記念配当や、各期の業績等を勘案した特別配当などにより還元に努めることとしております」と明記。

　その上で、2025年3月期について、経営計画『新しい時代のテレビ朝日 経営計画 2023-2025』に基づく取組みが順調に進捗していることに加え、業績が好調に推移していると説明。また、財務戦略として掲げている政策保有株式の縮減も安定的に進んでいることなど、総合的に勘案したとした。

　通期の業績予想は、売上高3190億円（3.6％増）、営業利益190億円（54.0％増）、経常利益260億円（30.5％増）、親会社株主に帰属する当期純利益240億円（40.0％増）と見込んでいる。