走行中の東北新幹線で車両の連結が外れた事故。国の運輸安全委員会は原因の解明に向け、調査に乗り出しましたが、あすも一部区間の運休など影響が続きそうです。
記者
「いま、運輸安全委員会の調査官が車両の調査のため、車両センターに入っていきます」
きょう午後、JR東日本の施設に入った国の運輸安全委員会。きのう発生した東北新幹線の事故について調査に入りました。
カメラマン
「新幹線の車両と車両を繋ぐ連結部分が外れてしまっています」
きのう、東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」の連結が走行中に外れ、運転が見合わせとなりました。
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JR東日本の会見
「このたびは誠に申し訳ありませんでした」
JR東日本は、原因が究明できるまで車両を連結して運転することを取りやめると発表。この影響は、きょうも。
記者
「こちらの張り紙には東北方面へ向かう新幹線の運転計画について書かれています」
通常、東京駅を出発した東北新幹線は、盛岡駅などで2つに分かれ、それぞれの目的地に向かいます。
しかし、連結運転の取りやめになり、「運休」が発生したことで、秋田などに向かう人は駅で乗り換えが必要になりました。
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盛岡駅では。
記者
「緑の窓口にはチケットの払い戻しを行う人などで長い列ができています」
駅の利用者
「全部、予定を変更して取りやめにして、いまチケットを変更していました。予定が全部狂って本当に残念です」
東北新幹線の“連結外れ”は、今回が2回目で、国の運輸安全委員会は、今回の事故を「鉄道重大インシデント」と認定。きょう午後、事故が起きた車両の調査を行いました。
運輸安全委員会 足立雅和 鉄道事故調査官
「1回目との関連がどうだったかなというのは、われわれも注目していまして、1回目の対策との関連、あるいは事象自体が1回目とどう関連するか」
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JR東日本はあすも終日、連結運転を取りやめるとしています。
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