「娘が失った一生考えると軽い」 旭川17歳殺害、地裁判決に遺族

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2025年03月07日 18:48  毎日新聞

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毎日新聞

殺害現場となった神居大橋=北海道旭川市で2024年6月14日午前10時22分、貝塚太一撮影

 旭川市で2024年4月、留萌市の女子高校生(当時17歳)が川に転落させられて殺害された事件で、殺人などの罪に問われた旭川市の無職女性(20)=事件当時19歳=の裁判員裁判で、旭川地裁は7日、懲役23年(求刑・懲役25年)の判決を言い渡した。


 判決を受け、女子高生の遺族が弁護士を通し、コメントを発表した。


遺族コメント全文


・判決について


 検察官の懲役25年という求刑も、裁判所の懲役23年という判決も、法律の範囲内で私たち被害者遺族の気持ちを汲(く)んでくれたということは理解しているものの、17歳の娘が失った一生を考えると、23年でも軽いという思いです。


・被告に対して


 今でも被告を許すことはできませんが、娘が川に落ちるまでの被告の供述は、自らの保身だけでなく、本当のことを言っているように感じ、そのことによって、娘の最後を知ることができました。


 被告には、自ら行ったことに真摯(しんし)に向き合い、反省してもらいたいです。


・最後に


 捜査に協力してくださった方々、神居古潭(かむいこたん)にお花、飲料、文具などをお供えしてくださった方々、これを管理してくださった方、そして、娘のために手を合わせてくださった全ての皆様の優しい御心(みこころ)に、親族一同、厚く御礼を申し上げます。



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  • 従犯でこの刑期だと、主犯はどうなるだろう?
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