20歳女に懲役23年=女子高校生殺害「極めて悪質」―旭川地裁
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2025年03月07日 19:31 時事通信社

北海道旭川市で昨年4月、女子高校生=当時(17)=がつり橋から川に落とされ殺害された事件で、殺人などの罪に問われた無職の被告の女(20)の裁判員裁判の判決が7日、旭川地裁であった。小笠原義泰裁判長は「犯行態様は残酷で極めて悪質。被害者の生命や人格を尊重する姿勢は全く見受けられない」として懲役23年(求刑懲役25年)を言い渡した。
弁護側は、SNSに写真を無断投稿された知人の無職内田梨瑚被告(22)=殺人罪などで起訴=が事件を主導し、「被告は従属的だった」と主張していた。小笠原裁判長は、被告自身も女子生徒が助けを求めたことで警察に捕まるかもしれないと激怒し、感情の赴くまま殴るなど「主体的に関与した」と認定した。
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