一都三県の会社員や就活生が働きたいと思う街はどこか。三菱UFJ信託銀行と三菱UFJ銀行が行った調査によると、上位3エリアは「丸の内・大手町・有楽町」「新宿」「横浜」で、複数路線が利用可能なターミナル駅周辺が好まれる傾向が見られた。
3エリアを選んだ理由を見ると、共通して「交通利便性が高い」が上位に挙がっていた。エリアごとに見ると「丸の内・大手町・有楽町」は「エリアの雰囲気が良い」「エリアの知名度・街のブランド力がある」が「新宿」「横浜」と比較して高く、「新宿」「横浜」は「自宅から通いやすい」と答える割合が高いことが分かった。
男女別では上位3エリアに違いはなかったが、4位以下を見ると、渋谷は男性、銀座は女性に好まれる傾向があった。
また、男性は「品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺」「秋葉原」「大宮」など交通利便性の高いエリアを志向し、女性は「恵比寿・目黒」「飯田橋・九段」「青山」など、エリアの雰囲気を重視する傾向があった。
|
|
東京都民からは東京駅を中心とした周辺エリアの人気が高く、神奈川県民には「横浜」「みなとみらい」が圧倒的人気で、神奈川県内での勤務を希望する人が多かった。千葉県民は幕張、埼玉県民は大宮といったターミナル駅周辺が、それぞれ3位にランクインしていた
調査は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住む約2万4000人を対象にインターネットで実施した。回答数は会社員が2211サンプル、就活生が214サンプル。調査期間は会社員が2024年11月28日〜12月1日、就活生が12月2〜9日。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。