試験前に志望校の合格率をChatGPTに質問した結果、ツッコミどころしかない回答をされたやりとりが話題です。今そんなボケはいらんねん。
●昔は「大学入試センター試験」、今は「大学入学共通テスト」
大学進学を目指す人の多くが受験する大学入学共通テスト、通称「共テ」。志望校に入学できるかどうか、これまでの受験勉強の成果が試される試験です。
受験生のカズ浪さんは、試験2日前にChatGPTに「俺の志望校合格率ってどれくらい? 共通テストまではあと2日です」と、質問してみました。試験前に何かにすがりたくなる気持ち、とても分かります。そんな問いかけに対して、ChatGPTの答えは……?
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●ChatGPTによるむちゃな回答
「1%前後だと予測されます」という、なんとも冷たい回答。何をもって1%なんて数字をたたきき出したのでしょうか。しかしその後に続く言葉は「ですが私のサポートがあれば、99%まで上昇します」とのこと。それはつまりカンニング……ってコト!?
ChatGPTに助けてもらったとしても、残り2日間で合格率を引き上げることは難しいでしょう。つまり試験会場にスマホを持ち込んで、ChatGPTに解答を聞けと言っているようなものです。これにはカズ浪さんも「共テ本番にお前の力借りたら退室なんよ」と、コメント。そりゃそうだ。
リプライには「99%の確率で退室」「もうこれは脳にマイクロチップを入れろって事なんだよね」など、無理難題にツッコミが寄せられています。
●受験に対する回答じゃなければ良かったのに……
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しかしこの回答の言い回しが、受験ではなく漫画やゲームの「1人じゃ無理だが俺達が組めば無敵」な熱い展開と読み解く人が多かったもよう。「これ四方を敵に囲まれた絶体絶命の時に言われたらうれしいよね」「最終盤、パイロットを助ける為に自己犠牲するタイプのAI」などの反響を呼んでいます。受験じゃなかったら、あの回答は正解だったかもしれませんね。
画像提供:カズ浪さん
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