<大同生命SVリーグ女子:NEC川崎3−0姫路>第18節◇第1日◇8日◇東京・大田区総合体育館
今年1月の全日本高校選手権(春高バレー)で東京・共栄学園を19年ぶりの優勝に導いた姫路の秋本美空(18)が、SVリーグデビューを果たした。
この日初めてベンチ入りした注目の大砲は、セットカウント0−1で迎えた第2セット(S)23−24の場面でコートに立った。アウトサイドヒッター渡辺かや(26)に代わってブロック要因で登場。長い手を伸ばして相手のアタックを弾くと、ハイセットでの強打など才能の一端を披露した。長いラリーとなったが、最後は目の前に軟打を落とされ、同セットを奪われた。第3Sも10−17の劣勢の場面で登場。サーブレシーブのミスで失点する場面もあり、初得点はお預けとなった。
秋本は、12年ロンドンオリンピック(五輪)銅の愛さん(旧姓大友)を母に持ち、共栄学園ではエースとして活躍した。母譲りの185センチの長身から放たれるスパイクと堅実な守備が持ち味のオールラウンダー。春高後に入団し、2月上旬からチームに合流していた。
小2で競技を始め、共栄学園中3年時に全日本中学生選抜認定選手に選出。23年には高校生で唯一日本代表登録メンバーに選ばれていた。将来の日本代表のエース候補としても大きな期待が集まっている。
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