「ポイント運用」を3年続けた“衝撃の結果”は…実際に選んだコースと「運用の注意点」を解説

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2025年03月08日 16:00  女子SPA!

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女子SPA!

PayPayポイントは約9万ポイントが約16万ポイントに!
 ポイ活芸人の井上ポイントです。趣味はポイ活、特技は効率よくポイントを貯めること。あらゆるポイ活を駆使して、毎年50万円分のポイントを貯めています。2023年〜2024年には110万円分のポイントが貯まりました。ポイントやキャンペーンに振り回されず、ゲーム感覚で節約とポイ活を楽しんでいます。

◆貯まったポイントを1ポイント=1円以上で使う方法

 皆さん、貯めたポイントはどのように利用していますか?

 普段の買い物で利用したり、そのままずっと貯めていたりと、さまざまだと思います。1ポイント=1円として利用できる場合が多いのですが、それ以上の価値にすることができるのがポイ活の醍醐味の1つです。

 今回はポイントが増える可能性がある「ポイント運用」についてお話をしたいと思います。

◆ポイント運用の仕組みと始め方を解説

 日本には5大共通ポイントというのがあります。楽天ポイント、PayPayポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイントの5つです。これらのポイントそれぞれでポイント運用をすることができます。

 ポイント運用とはその名の通り、ポイントを投資運用するというサービスで、投資の擬似体験ができます。擬似体験と言っても実際の株価や基準価格に連動してポイントが増減するので、得することもあれば損することもあり、株式投資と同じようなイメージです。

 株を運用する場合は証券口座を開設する必要があり、身分証明書の提出など完了までに数日かかりますが、ポイント運用は証券口座の開設の必要はなく、始めようと思ったらその日からすぐに始めることができます。最初にちょっとした設定はありますが、面倒な手続きは一切ありません。元手のポイントさえあれば簡単に始められます。

◆PayPayは9コースから選択可能

 ポイント運用を始める手続きが済んだら、あとはコースを選択するだけです。ポイントによって選べるコースが異なり、PayPayポイントの場合は金(ゴールド)コース、テクノロジーコース、スタンダードコースなど全9コースがあります。

 例えばテクノロジーコースは、アメリカのナスダック市場の100企業の株価に連動しているコースです。100企業はApple、マイクロソフト、アマゾンなどの超有名企業で構成されています。

 楽天ポイントはアクティブコースとバランスコースの2つがあり、Pontaポイント・dポイント・Vポイントにも、それぞれ複数のコースがあるので、自分にあったコースを選ぶことが可能です。

 どのポイント運用も個別株ではなく、投資信託のようにいろいろな企業がまとまって、その株価に連動しているコースばかりです。元手はポイントなので、もし減ってしまったとしても現金で投資するより痛手はありません。

 なお、PayPayポイントとdポイントは1ポイントから、楽天ポイントとPontaポイント、Vポイントは100ポイントから追加することができ、引き出す場合はどのポイントも1ポイントから可能です。また、PayPayポイントは一度に100ポイント以上追加する場合は1%の手数料がかかり、Vポイントはスポット追加の場合に1%の手数料がかかります。そのほかのポイントは追加も引き出しも手数料はまったくかかりません。

◆3年間運用した結果は…

 実際に僕はVポイント以外の4つのポイントでポイント運用をしています。最初は2021年にPayPayポイントで運用を始めました。最初の頃は何ポイント追加しても手数料はかからなかったので、追加と引き出しを繰り返していましたが、手数料がかかるようになってからは追加してからずっとほったらかしています。

 新しくコースが新設されて良さそうだったらそこにも振り分けるようになり、今は金(ゴールド)コース、テクノロジーコース、チャレンジコースで運用しており、3年半で9万ポイントが16万ポイントになりました。

◆長期的にはプラスの可能性が高い?

 今のところ僕は、すべてのポイントで運用益が出ていて、合計約9万ポイントがプラスになっています。しばらく引き出す予定はないので、このままにしておくと減る可能性はありますが、長期でコツコツと積み立てていくと今後も増える可能性が高いので、これからもポイントが貯まったらポイント運用に回すつもりです。ポイントがマイナスになるというリスクもありますが、長期で考えるとプラスになるかもしれません。

 特に投資未経験の方はまずはポイント運用で擬似体験をして、なんとなく感覚を掴み本格的な株式投資などを始めてみてもいいと思います。貯まったポイントは次の買い物などですぐに使ってもいいとは思いますが、使う予定がない方はこの機会にポイント運用を始めてみてはいかがでしょうか。

 ただ、ポイント運用は投資の一種なので、元本割れのリスクがあることを理解したうえ、自己責任でチャレンジしましょう。

<文/井上ポイント>

【井上ポイント】
1983年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。極度の節約好きで、ポイントやキャンペーン情報に精通するお笑い芸人。著書に『お得生活! お金がなくても人生100倍楽しめる!』。ブログ「いの得ブログ」、ユーチューブ「いの得ちゃんねる」にて日々、お得情報を配信中(Xアカウント:@InoueJuniti)

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