【名古屋ウィメンズ】佐藤早也伽が日本人トップ2位 自己ベスト大きく更新し2時間20分59秒

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2025年03月09日 11:31  日刊スポーツ

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2位でゴールする佐藤早也伽(撮影・森本幸一)

<陸上:名古屋ウィメンズマラソン>◇9日◇バンテリンドームナゴヤ発着(42・195キロ)



23年世界選手権代表の佐藤早也伽(30=積水化学)が日本人トップの2位でフィニッシュした。自己ベストを大きく更新する日本歴代9位となる2時間20分59秒の好タイムをマークした。


「自己ベストを出したいと思って走っていたのでうれしいです。自己ベストを出せてすごく自信になりました。マラソンでレベルアップして世界と戦っていけるような選手になれるよう頑張っていきたい」と笑顔を見せた。


終始先頭集団について走った。25キロすぎから徐々に日本選手が遅れる中、集団内をキープ。30キロの給水地点で前を行く加世田梨花(26=ダイハツ)を追い抜いて日本人トップに立った。約33キロ地点からペースを上げた海外2選手にも果敢に食らいつき、35キロ地点を1時間57分1秒で通過。36キロすぎで前回2位のチュンバ(バーレーン)を抜き去り全体2位へ。最後までトップのチェプキルイ(ケニア)も追う力強い走りを見せた。


今大会は4年ぶり3度目の出場。9月の世界選手権東京大会の3枠に選出となれば、2大会連続の出場となる。


◆世界選手権女子マラソン代表への道 出場枠は最大3。23年4月〜25年3月で3大会以上に出場し、そのうち2大会の記録と順位を基に日本陸連が算出したポイントで1位となった上で、23年11月5日〜25年5月4日の期間内に参加標準記録(2時間23分30秒)を突破するか世界ランクで資格を得れば内定(暫定トップは安藤友香)。日本新記録を樹立し、9日の名古屋ウィメンズ終了時点で日本記録保持者の場合も代表入り。その他の代表は、選考3レースの標準突破者から総合的に判断される。現時点の突破者は小林香菜、鈴木優花。佐藤早也伽も突破し、候補の1人となった。

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  • 「加世田梨花(26=ダイハツ)を追い抜いて」この追い抜かれた選手、ペースメーカーが道間違えたのを訂正して大事に至らないようにした人だよね。何位になったのか報じられてないけど偉いと思う。
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