<陸上:名古屋ウィメンズマラソン>◇9日◇バンテリンドームナゴヤ発着(42・195キロ)
自己記録2時間21分55秒の加世田梨花(26=ダイハツ)は、先頭集団でレースを展開したが、30キロの給水ポイントで遅れた。2時間23分5で日本人3番手の5位でフィニッシュとなった。
世界選手権東京大会の参加標準記録2時間23分30秒は突破したが、代表選出は厳しい情勢となった。
「ここまで世界陸上の代表権を獲得するという思いで練習してきましたが、30キロで(集団と)離れてから、足が思うように動かなくなって。気持ちの面で、佐藤さんよりも先に折れてしまったなと思います」と涙を浮かべて、負けを認めた。
「気持ちの面もそうですが、足が止まってしまったということはまだ足作りが足りなかったのかなと思います。自己ベストを更新して、笑ってゴールできたら、もっとよかったかなと思いますが、まずはゴールまで走り切れたことは今後につながると思います」とした。【益田一弘】
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